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J-GLOBAL ID：201702283333800676   整理番号：17A1234724

分離された微細藻類における窒素,炭素及び鉄補給による全脂質収率の増強【Powered by NICT】

Enhancement of total lipid yield by nitrogen, carbon, and iron supplementation in isolated microalgae

著者 (2件)： Sivaramakrishnan Ramachandran (Laboratory of Cyanobacterial Biotechnology, Department of Biochemistry, Faculty of Science, Chulalongkorn University, Bangkok, 10330, Thailand) ,  Incharoensakdi Aran (Laboratory of Cyanobacterial Biotechnology, Department of Biochemistry, Faculty of Science, Chulalongkorn University, Bangkok, 10330, Thailand)
資料名： Journal of Phycology  (Journal of Phycology)
巻： 53  号： 4  ページ： 855-868  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1634A  ISSN： 0022-3646  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 異なる硝酸ナトリウム,炭酸ナトリウム,クエン酸鉄アンモニウム(鉄)レベル下で成長した三株の生化学的含有量とバイオディーゼル生産能力を調べた。0.03gL~( 1)で炭酸ナトリウム濃度を含む正常BG-11,および0.009または0.012g L~( 1)で鉄濃度(IC)を含む通常のBG-11培地で成長させたとき,最高のバイオマスと脂質含有量は,Scenedesmussp.,Chlorellasp.,およびChlamydomonas.であった。硝酸ナトリウムレベルの増加はバイオマス含有量を増加させたが,全ての三種類の微細藻類の脂質含量を減少させた。三種類の微細藻類の中で,Scenedesmussp.は0.012g L~( 1)のICで0.69g L~( 1)の最高全脂質収率を示した。パルミチン酸及びオレイン酸は,Scenedesmussp.とChlamydomonas属の主要脂肪酸脂質であった。一方,Chlorellasp.脂質はパルミチン酸,オレイン酸およびリノレン酸に富み,標準限界以下で貧弱なバイオディーゼル特性に今後寄与している。三分離株は,バイオディーゼル生産の可能性を有していた。それにもかかわらず,採石場池の水からのScenedesmussp.は,そのバイオディーゼル特性を失うことなく炭酸ナトリウムの高濃度に対する耐性とバイオディーゼル生産に最も適した供給源であった。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： バイオマス ,  *脂質 ,  生化学 ,  *窒素 ,  硝酸ナトリウム ,  脂肪酸 ,  バイオディーゼル燃料 ,  *炭素 ,  Chlamydomonas ,  炭酸ナトリウム ,  ポリエン ,  ω-3脂肪酸 ,  不飽和脂肪酸 ,  オレフィン化合物
準シソーラス用語： 脂質含有量 ,  *微小藻類 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： バイオディーゼル ,  脂肪酸 ,  微細藻類 ,  炭酸ナトリウム ,  硝酸ナトリウム

分類 (4件)： 植物生態学  (EE02000E) ,  植物生理学一般  (EH02010Y) ,  酵素生理  (EH02020J) ,  植物の生化学  (EH01050J)

物質索引 (3件)： リノレン酸 ,  オレイン酸 ,  パルミチン酸

タイトルに関連する用語 (7件)： 微細藻類 ,  窒素 ,  炭素 ,  鉄補給 ,  脂質 ,  収率 ,  増強