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J-GLOBAL ID：201702283356499282   整理番号：17A1407033

クロロフィル蛍光イメージング高速光曲線による乾燥に対するトウモロコシ遺伝子型識別の方法

A procedure for maize genotypes discrimination to drought by chlorophyll fluorescence imaging rapid light curves

著者 (9件)： DE SOUSA Carlos Antonio Ferreira (Embrapa Agroenergia) ,  DE PAIVA Dayane Silva (Embrapa Agroenergia) ,  DAS CHAGAS NOQUELI CASARI Raphael Augusto (Embrapa Agroenergia) ,  DE OLIVEIRA Nelson Geraldo (Embrapa Agroenergia) ,  MOLINARI Hugo Bruno Correa (Embrapa Agroenergia) ,  KOBAYASHI Adilson Kenji (Embrapa Agroenergia) ,  MAGALHAES Paulo Cesar (Embrapa Milho e Sorgo) ,  GOMIDE Reinaldo Lucio (Embrapa Milho e Sorgo) ,  SOUZAJR. Manoel Teixeira (Embrapa Agroenergia)
資料名： Plant Methods (Web)  (Plant Methods (Web))
巻： 13  号： July  ページ： 13:61 (WEB ONLY)  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： U7033A  ISSN： 1746-4811  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 【背景】光合成はおおまかに生化学過程と光化学過程に分けることができる。両方とも干ばつの影響を受け,非侵襲的な標準的方法で評価することができる。主に第1工程を評価するガス交換は明確なプロトコルを有する。これは干ばつに対する植物の応答の評価のための標準的な方法と考えられる。このようなストレス下では,クロロフィル蛍光による光化学装置の評価は,特に圃場条件下で栽培する植物において,高速かつ再現性があるように改善する必要がある。このために,著者らは高速光曲線方法を用いたクロロフィル蛍光イメージングに基づくプロトコルを開発した。【結果】高速光曲線によって得られたほとんどすべてのパラメーターは,対照と干ばつストレスを受けたトウモロコシ植物の間の統計的な差異を示した。しかし,それらの大部分は誘導過程,緩和率,および/またはクロロフィル含有量の差によって影響を受けたが,これらすべては光曲線の各光工程に対する光線強度に影響を受けた。光化学的および非光化学的消光に関連する正規化パラメータだけはガス交換によって得られたデータと強く相関したが,線形電子流が飽和に達した光工程からのみ相関した。【結論】トウモロコシ遺伝子型の反応を干ばつと区別するために,水不足ストレスに対する植物応答の差別化のために本研究で開発した手順は,標準的なガス交換技術と同じくらい速く,効率的で信頼性が高いことが判明した。しかし,それとは異なり,毎日および時間のかかる較正手順を実行する必要は無い。さらに植物の暗環境への順化は必要ではない。本プロトコルは,制御された条件および圃場での完全な太陽光の両方で生長する植物に適用することができる。さらに,高速かつ正確な測定プロセスでパラメータを生み出すため,短期間に複数の植物を評価することができる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 蛍光測定 ,  トウモロコシ ,  *水分ストレス ,  *光合成 ,  干ばつ ,  クロロフィル ,  遺伝子型 ,  表現型 ,  ガス交換 ,  植物生理 ,  消光
準シソーラス用語： クロロフィル蛍光イメージング ,  フェノミクス ,  非生物的ストレス

分類 (2件)： 植物学研究法  (EH01020C) ,  光合成  (EB10020I)

タイトルに関連する用語 (5件)： クロロフィル蛍光イメージング ,  曲線 ,  トウモロコシ ,  遺伝子型 ,  識別