抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿は,九州地域にあるフル・サービス型ホテルのヒアリング調査を通じて,観光立国に必要な人材マネージメントの在り方を考察するものである。大都市圏を中心に飛躍的に増加する外国人旅行者数と現内閣が掲げる更なる倍増の目標は,宿泊産業にとって明るい材料となっている。今後,地方にその流れを呼び込むためには,内なる国際化という新たな環境に適合する人材を質量共に育成し,受入体制を強化する必要がある。ダイナミックに雇用が流動し,国内外から有為で多様な人材が地域の宿泊産業に集まる体制が早く構築されることが期待される中,日本に固有な雇用システムが変革の壁になっているとも言われる。国内系・外資系大手ホテルの人材マネージメントの違いを対比し,併せてホテル産業先進国の米国の例を参考に,今後の課題を考察する。(著者抄録)