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J-GLOBAL ID：201702283406982234   整理番号：17A0330384

HPMCとゼラチンのカプセル上の腸溶コーティング用カフィリン高分子膜

Kafirin polymer film for enteric coating on HPMC and Gelatin capsules

著者 (4件)： LAL Sumit S. (Inst. of Chemical Technol. (ICT), Mumbai, IND) ,  TANNA Pooja (Inst. of Chemical Technol. (ICT), Mumbai, IND) ,  KALE Sandeep (Inst. of Chemical Technol. (ICT), Mumbai, IND) ,  MHASKE Shashank T. (Inst. of Chemical Technol. (ICT), Mumbai, IND)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 52  号： 7  ページ： 3806-3820  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 薬物放出用の腸溶コーティングとしてのカフィリン蛋白質膜の効率と効果を調べた。カフィリン蛋白質をエタノールとNaOHの混合水溶液に溶解し,可塑剤としてポリエチレングリコールを2,30,40wt%添加した。これらの液中にパラセタモールを充填したヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)製とゼラチン製のカプセルを浸漬して表面をカフィリン膜コーティングした。これらのカプセルを0.1N,pH1.2のHCl水溶液に浸漬したところ,2hまでは溶解せず,リン酸塩の緩衝液でpHを6.8にすると徐々に溶解した。HPMCカプセルの場合,コーティング中の可塑剤の添加量の影響が大きく,添加量の増加と共に溶解が遅れた。一方,ゼラチンカプセルの場合は逆の結果となった。これらの結果は,薬物放出用カプセルの腸溶コーティングとしてのカフィリン蛋白質の適用可能性を示す。

シソーラス用語： *薬物放出 ,  *製剤コーティング ,  *腸溶剤 ,  *植物タンパク質 ,  高分子膜 ,  モロコシ ,  ヒドロキシプロピルメチルセルロース ,  ゼラチン ,  カプセル剤 ,  可塑剤 ,  ポリエチレンオキシド ,  水酸化ナトリウム ,  塩酸 ,  溶解 ,  リン酸塩 ,  緩衝液 ,  pH依存性 ,  濃度依存性 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪酸 ,  芳香族アミン ,  フェノール類 ,  カルボアミド ,  アミノアルコール
準シソーラス用語： *貯蔵蛋白質 ,  *腸溶コーティング

分類 (2件)： 物理薬剤学  (GY01012A) ,  医用素材  (GA05040H)

物質索引 (2件)： エタノール ,  パラセタモール

タイトルに関連する用語 (5件)： HPMC ,  ゼラチン ,  カプセル ,  腸溶コーティング ,  高分子膜