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J-GLOBAL ID：201702283512053457   整理番号：17A1221211

熱可塑性CFRPシート加熱搬送装置の設計・製作

Design and Fabrication of Heating-Transferring Equipment for Carbon Fiber Reinforced Thermoplastic Sheet

著者 (4件)： 立野大地 (金沢大学理工研究域機械工学系) ,  米山猛 (金沢大学理工研究域機械工学系) ,  河本基一郎 (コマツ産機株式会社) ,  岡本雅之 (コマツ産機株式会社)
資料名： 設計工学(Web)  (Journal of Japan Society for Design Engineering (Web))
巻： 52  号： 5  ページ： 351-362(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0886A  ISSN： 2188-9023  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： プレス成形前の炭素繊維強化熱可塑性樹脂(CFRTP)シートの加熱および搬送過程に着目し,CFRTPシートを用いたプレス成形に適した加熱,搬送を実現する装置の開発を目的とした。加熱したシートを保温しながら金型まで搬送する装置を作ることを目的とした。輻射加熱では,樹脂が空気に触れた状態で高温になるため加熱中のCFRTPシートから煙が発生した。加熱搬送装置は,ベルトによって樹脂が空気と遮断されているため加熱中は煙が発生しないこと,また熱源が光を発生しないため,作業環境は改善された。接触式の加熱では,熱源の温度と被加熱材の温度が一致する。したがって,樹脂の融点に合わせて例えば,180°Cにヒーターパネルを加熱しておけば,その後の繰り返しの加熱において,高い再現性で加熱することができる。

シソーラス用語： *プラスチックシート ,  搬送装置 ,  加熱 ,  成形 ,  *繊維強化熱可塑性プラスチック ,  ハイブリッド複合材料 ,  炭素繊維
準シソーラス用語： *CFRTP

著者キーワード (10件)： design ,  heating ,  transferring ,  carbon fiber reinforced thermoplastic ,  press forming ,  design ,  heating ,  transferring ,  carbon fiber reinforced thermoplastic ,  press forming

分類 (1件)： 高分子材料一般  (YH07010B)

引用文献 (15件)：

• 1) Friedrich, K. and Almajid, A.: Manufacturing Aspects of Advanced Polymer Composites for Automotive Applications, Applied Composite Materials, 20, 2 (2013), 107.
• 2) 米山猛,寺岡達也,増澤健太,西原嘉隆,長島重憲,吉田春夫:熱可塑性炭素繊維シートのプレス成形,塑性と加工,53,613 (2012),145.
• 3) 米山猛,伊藤拓実,増澤健太,立野大地,西原嘉隆,守安隆史,長島重憲,岡本雅之,根田崇史:熱可塑性炭素繊維織物シートを用いた半球状カップのプレス成形,塑性と加工,55,636 (2014),23.
• 4) Yoneyama, T., Tatsuno, D., Kawamoto, K. and Okamoto, M.: Effect of Press Slide Speed and Stroke on Cup Forming Using a Plain-Woven Carbon Fiber Thermoplastic Composite Sheet, International Journal of Automation Technology, 10, 3 (2016), 381.
• 5) 立野大地,米山猛,河本基一郎,岡本雅之:織物炭素繊維強化熱可塑性樹脂シートの角筒プレス成形における変形とひずみ,塑性と加工,57,668 (2016),892.

タイトルに関連する用語 (5件)： 熱可塑性 ,  CFRPシート ,  搬送装置 ,  設計 ,  製作