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J-GLOBAL ID:201702283538876547   整理番号:17A1816842

庭園から都市へ-日本の自然と共にある暮らしと文化をランドスケープデザインに活かす

著者 (1件):
資料名:
号: 68  ページ: 13-20  発行年: 2017年10月 
JST資料番号: L3048A  ISSN: 1340-9301  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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日本の都市の姿が生まれた背景には,農業生産の場における日本人独特の自然との対応があり,豊かな感性が都市文化にも受け継がれている。また生活の場で自然の楽しみ方や遊びの豊かさを見ることができる。日本の庭の特徴は自然風景式で,ランドスケープのデザイン手法に引き継ぐために,形態を3つにわけると1)として池庭で池を中心に自然景観を縮小した縮景式と呼ばれ,代表的なひとつとして桂離宮庭園がある。2)は枯山水で自然の一部の表現で全体を感知させる造形で,代表作は竜安寺の石庭がある。3)として露地があり,千利休によって大成されたわび茶の空間である。更には空間の様式だけでなく,四季の変化や,いち日の内の変化をデザインすることもある。日本の庭で育まれた自然との関係のデザインを今に生かす試みをしているが,その一例として,アルペン丸の内タワーの公開空地,武田薬品研修所,東海市太田川駅周辺ランドスケープがある。日本でのランドスケープデザインは土木の領域で扱われることが多く,建築に比べデザインの重要性がまだ認識されていないところがあり,今後の試みを期待している。
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分類 (2件):
分類
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都市計画一般,都市経済学  ,  公園,造園,緑化 
引用文献 (3件):
  • 岡田憲久(2008)、日本の庭ことはじめ、TOTO出版
  • (1991)、現代農業 ニッポン型環境保全の源流、農文協
  • 村井康彦(1990)、花と茶の世界、三一書房
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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