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J-GLOBAL ID:201702283558703141   整理番号:17A0132697

原子層堆積法により成長したZnO薄膜の波長可変特性

Tunable optical properties in atomic layer deposition grown ZnO thin films
著者 (8件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 01B108-01B108-9  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: C0789B  ISSN: 0734-2101  CODEN: JVTAD6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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原子層堆積法により,SiおよびSiO2上に,表面粗さが非常に低くバルク並みの電子密度を有するZnO薄膜を成膜した。Si上のZnOの複素誘電関数の実部と虚部は,約20nmのしきい値以下で膜厚の減少とともに単調に減少する。他方,X線反射の結果は,今回のZnO膜の電子密度はバルクZnOのものに近く,膜厚が変わってもあまり変化がないことを示す。誘電関数の減少はZnO膜の電子密度では説明できないが,光学的バンド間遷移をつかさどるTanguy-Elliott振幅プリファクタにより,ZnO/Si界面での電子-正孔重なり因子の低下を通じて,今回の結果に関し辻褄の合う説明ができる。ZnO/Si,スタガートタイプII(空間的に非直接)量子井戸の場合,正孔はSi基板内へと散乱され,電子-正孔重なり因子が低下しエクシトン吸収が減少し,その結果,誘電関数の実部と虚部が減少する。この仮定の正しさは,SiO2上に成膜したZnO膜では,薄いタイプI量子井戸で,狭いバンドギャップの半導体が広いバンドギャップの半導体(絶縁体)の上に形成されて,電子も正孔もZnO薄膜に閉じ込められており,膜厚減少とともに閉じ込めのため電子-正孔重なりマトリクス要素が増大し,SiO2上のより薄いZnO膜ではエキシトン吸収が増大するということで確認できる。(翻訳著者抄録)
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酸化物薄膜 
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