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J-GLOBAL ID：201702283563454268   整理番号：17A0704000

プロトン共役電子移動は生理的条件下での尿酸によるフェリルミオグロビンの還元を促進する【Powered by NICT】

Proton-coupled electron transfer promotes the reduction of ferrylmyoglobin by uric acid under physiological conditions

著者 (3件)： Zawadzki Andressa de (Instituto de Quimica de Sao Carlos, Universidade de Sao Paulo, Av. Trabalhador Sao-Carlense 400, CP 780, CEP 13560-970, Sao Carlos, SP, Brazil. [e-mail]) ,  Cardoso Daniel R. ,  Skibsted Leif H.
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 29  ページ： 17824-17831  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： MbFe(IV)=O,超原子価筋色素フェリルミオグロビンは約 30kJ/mol~ 1の強い駆動力にもかかわらず,生理学的条件で尿酸モノアニオンにより減少しないが,低pHでは,尿酸はk_1=1.1±0.1×10~3L mol~ 1s~ 1,ΔH~‡=66.1±0.1kJ/mol~ 1およびΔS~‡=35.2±0.2J mol~ 1K~ 1との二分子反応において,MbFe(IV)=O,H~+,プロトン化フェリルミオグロビンを効果的に減少させることが分かった。中間のpHでは,嫌気性筋肉と肉のように,プロトン結合電子移動は遷移状態,{MbFe(iv)=OH~+尿酸}~‡,尿酸,MbFe(IV)=Oからよりもむしろk_3=9.7±0.6×10~2L mol~ 1s~ 1,ΔH~‡=59.2±0.1kJ/mol~ 1およびΔS~‡=11.5±0.3J mol~ 1K~ 1と尿酸およびMbFe(IV)=O,H~+から形成されると結論されるで起こる。水性0.067モルL 1~( 1)NaCl(25°Cから40°Cまで)におけるpH低下プロファイルの温度依存性から計算した活性化パラメータは,超原子価ヘム鉄の還元,オキソ-鉄への初期プロトン移動はフェリルミオグロビンに尿酸からの分子間電子移動を開始する機構を支持した。強力な酸化促進フェリルミオグロビンの濃度は胃における赤身肉の消化中に大きく増加した。尿酸濃度の増加は,フェリルミオグロビンによるラジカル生成に対する固有の保護として役立つ可能性がある。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *陽子 ,  二分子反応 ,  *電子移動 ,  駆動力 ,  プロトン化 ,  遷移状態 ,  生理学 ,  プロトン移動 ,  嫌気性 ,  色素 ,  温度依存性 ,  酸化 ,  窒素複素環化合物 ,  ウレア化合物 ,  ヒドロキシ化合物
準シソーラス用語： 超原子価 ,  *プロトン共役電子移動 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： 非金属化合物に見られる電子伝導  (BM03034D) ,  分子化合物  (CE02000C) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H) ,  電気化学反応  (CB07050F)

物質索引 (1件)： 尿酸

タイトルに関連する用語 (5件)： プロトン共役電子移動 ,  生理 ,  尿酸 ,  還元 ,  促進