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J-GLOBAL ID：201702283593305309   整理番号：17A0908112

廃棄鉱石堆積から発生する低品質排水放出の確率的多成分反応性輸送解析:酸生成と中和鉱物の空間分布の制御【Powered by NICT】

Stochastic multicomponent reactive transport analysis of low quality drainage release from waste rock piles: Controls of the spatial distribution of acid generating and neutralizing minerals

著者 (4件)： Pedretti Daniele (Earth, Ocean and Atmospheric Sciences, University of British Columbia (UBC), Vancouver, BC, Canada) ,  Pedretti Daniele (Geological Survey of Finland (GTK), Espoo, Finland) ,  Mayer K. Ulrich (Earth, Ocean and Atmospheric Sciences, University of British Columbia (UBC), Vancouver, BC, Canada) ,  Beckie Roger D. (Earth, Ocean and Atmospheric Sciences, University of British Columbia (UBC), Vancouver, BC, Canada)
資料名： Journal of Contaminant Hydrology  (Journal of Contaminant Hydrology)
巻： 201  ページ： 30-38  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0688B  ISSN： 0169-7722  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鉱山環境への応用では,廃棄物岩石堆積(WRP)の水質を評価し,時間上の酸性岩石排水(ARD)の可能性を推定することが重要である。WRPの鉱物学的不均一性は,この評価における不確実性の源であり,産業で使っている従来のバルク指標の信頼性を低下させる。バルク中和可能性比(NPR),非酸生成鉱物(典型的には方解石のような反応性炭酸塩)の含有量潜在的酸性鉱物(典型的には黄鉄鉱のような硫化物)の含有量の比として定義されるに関する本研究の焦点を当てた。なぜそしてどの程度までバルクNPRはARD発生の貧弱な指標であることを示すに流管ベースモンテカルロ法を使用した。形状とバルクNPRで同一WRPの集合,NPRを制御する酸生成と酸中和鉱物の初期分布が異なっていたのみをシミュレートした。全てのモデルは同じ主産生であり,酸中性化と二次鉱物形成過程をシミュレートした。局所NPR値の分布の小さな差または酸性度を生成する流路の数は,排水pHに強く影響することを示した。結果は,最初の100年以内にARD(混合境界におけるpH<4の発生確率に代表される)の可能性は,NPR=4のNPR=2および40%の75%であることを示した。後者は伝統的に実際の応用で非酸性水を確保するための「普遍的に安全な」しきい値と考えられている。著者らの結果は,鉱物学的不均一性を明白に説明する新しい方法は,杭のスケールで有効(アップスケール)NPR値を計算するときに求めなければならないことを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 黄鉄鉱 ,  不均一性 ,  *空間分布 ,  *反応性 ,  *排水 ,  硫化物 ,  不確実性 ,  炭酸塩 ,  *中性化 ,  廃棄物 ,  酸性 ,  鉱物学 ,  *鉱物 ,  方解石 ,  岩石

著者キーワード (6件)： 多成分反応性輸送 ,  鉱物学的不均一性 ,  確率論的解析 ,  酸性岩石排水 ,  廃棄鉱石堆積 ,  中和ポテンシャル比

分類 (1件)： 水質汚濁一般  (SB02010U)

タイトルに関連する用語 (13件)： 廃棄 ,  鉱石 ,  堆積 ,  排水 ,  放出 ,  確率 ,  多成分反応 ,  輸送 ,  解析 ,  酸 ,  中和 ,  鉱物 ,  空間分布