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J-GLOBAL ID：201702283597170493   整理番号：17A1837350

シミュレーションを活用したエネルギーマネジメントにおける境界条件データの設定方法に関する研究 第1報-設計段階・運用段階における熱源負荷の設定方法

Method for Setting Boundary Condition in Energy Management by using System Simulation: Part 1-Method for Setting Primary Equipment Load in the Design and Operational Phases

著者 (13件)： 田中英紀 (名古屋大) ,  田中英紀 (SHASE) ,  渡邊剛 (NTTファシリティーズ) ,  渡邊剛 (SHASE) ,  YOON Gyuyoung (名古屋市大) ,  千葉理恵 (トーエネック) ,  吉永美香 (名城大) ,  菰田英晴 (鹿島建設) ,  丹羽英治 (日建設計総合研究所) ,  丹羽英治 (SHASE) ,  時田繁 (公共建築協) ,  時田繁 (SHASE) ,  奥宮正哉 (名古屋大)
資料名： 空気調和・衛生工学会論文集  (Transactions of the Society of Heating, Air-Conditioning and Sanitary Engineers of Japan)
号： 249  ページ： 13-22  発行年： 2017年12月05日 
JST資料番号： G0149B  ISSN： 0385-275X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論では,シミュレーションを活用したエネルギーマネジメントにおける熱源負荷境界条件の設定方法が,建物のエネルギー性能推定に与える影響について,実建物を対象に検討した。設計段階の空調エネルギー推計における二次側空調システムの想定手法では,建物全体の最大熱負荷を階数で除した値に対し仮想的な空調機仕様をモデル化して求めたエネルギー消費量の算定結果が,実際の空調機仕様を全てモデル化する場合に対して,大きな差異がないこと確認した。運用段階に対しては,建物のエネルギー性能評価において,運転データをシミュレーションの境界条件に利用する際の留意点と推奨法を示し,エネルギーマネジメントに広く応用できる手法を提案した。(著者抄録)

シソーラス用語： 事務室 ,  *空気調和装置 ,  エネルギー消費 ,  改変 ,  *エネルギー管理 ,  シミュレーション ,  熱源 ,  境界条件 ,  熱負荷 ,  *初期値設定 ,  性能評価 ,  *評価 ,  シミュレータプログラム ,  LCEMツール
準シソーラス用語： エネルギー性能 ,  *影響評価 ,  最小化 ,  電力負荷

分類 (2件)： 空気調和装置一般  (PC02010U) ,  空気調和一般  (PC01000C)

引用文献 (9件)：

• 1) 渡邊 剛・坂井友香・尹奎英・丹羽英治・時田 繁・奥宮正哉:建築設備のライフサイクルマネジメントにおけるシステムシミュレーションの活用に関する研究(第2報)BEMS とシミュレーションを利用した空調システムのエネルギーマネジメント, 空気調和・衛生工学会論文集, No163(2010-10), pp.29-37
• 2) 塚原啓司・岡垣 晃:東京スカイツリータウンにおける省CO2対策, 電気設備学会誌, Vol. 32, No. 10 (2012), pp.749-752
• 3) LCEM ツールver3.10:技術解説書主要オブジェクトの計算アルゴリズム【中央熱源空調編】、国土交通省大臣官房庁営繕部設備・環境課(平成26年-2月)
• 4) (一財)省エネルギーセンター, オフィスビルの省エネルギー(パンフレット), 2009, p.3-5
• 5) (一社)公共建築設協会,建築設備設計基準, 平成27年版

タイトルに関連する用語 (9件)： シミュレーション ,  活用 ,  エネルギーマネジメント ,  境界条件 ,  研究 ,  設計 ,  段階 ,  運用 ,  熱源