文献
J-GLOBAL ID:201702283655704895   整理番号:17A2008581

星状細胞における細胞内亜鉛の酸化ストレス誘導増加はP2X7受容体と貪食活性の機能的発現を減少させる【Powered by NICT】

Oxidative stress-induced increase of intracellular zinc in astrocytes decreases their functional expression of P2X7 receptors and engulfing activity
著者 (5件):
資料名:
巻:号: 12  ページ: 1839-1851  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2338A  ISSN: 1756-5901  CODEN: METAIR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ATP及び亜鉛のようなニューロとグリオトランスミッターにより仲介されるニューロン-グリアコミュニケーションは脳のホメオスタシスの維持に非常に重要であり,そのダウンレギュレーションは病的状態下で見出された。酸化ストレス負荷条件下で星状細胞は増加した菌体内外不安定亜鉛を示し,後者はミクログリアM1活性化を誘発することが報告されているが,前者の病態生理学的役割はまだ明らかになっていない。本研究では,細胞内の不安定な亜鉛の酸化ストレス誘導増加は,星状細胞の活性のP2X7受容体(P2X7R)仲介調節に関与するかどうかを調べた。400μM H_2O_2との処理により亜致死酸化ストレスに対する培養星状細胞の曝露は細胞内の不安定な亜鉛の濃度は処置後2時間で約2μMのピークレベルに達しを増加させた。亜致死酸化ストレス下の星状細胞において,P2X7Rチャンネル/細孔活性と星状細胞の活性のマーカーとしてのYO-PRO-1およびラテックスビーズの取込を減少し,これらの減少活性は細胞内の不安定な亜鉛転座を介して原形質膜でのP2X7Rの発現低下を伴っていた。酸化ストレスにより,星状細胞におけるそのスプライス変異体のものに比べて全長P2X7Rの発現レベルは減少し,完全長P2X7Rの三量体の相対的発現の低下をもたらした。まとめると,亜致死酸化ストレスはP2X7Rの機能的発現の細胞内の不安定な亜鉛媒介減少を介して正常安静時のモードから星状細胞モーダルシフトを誘導する活性化されたアストログリオーシスモードに変化した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗腫よう薬の基礎研究  ,  細胞生理一般  ,  腫ようの実験的治療 

前のページに戻る