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J-GLOBAL ID：201702283827393226   整理番号：17A0488371

その場XANESによるチタノシリケート骨格中のチタンサイトの再活性化研究

Reactivities study of titanium sites in titanosilicate frameworks by in situ XANES

著者 (3件)： NGUYEN Hong K. D. (Hanoi Univ. Sci. and Technol., Hanoi, VNM) ,  SANKAR Gopinathan (UCL, London, GBR) ,  CATLOW Richard A. (UCL, London, GBR)
資料名： Journal of Porous Materials  (Journal of Porous Materials)
巻： 24  号： 2  ページ： 421-428  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： W1100A  ISSN： 1380-2224  CODEN： JPMAFX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノ多孔質チタノシリケート材料は,過酸化水素H₂O₂の存在下,様々な酸化反応に顕著な触媒特性を持ち,かつ反応の副産物は水だけであることから注目されている。また,TS-1はMFI構造を持つチタノシリケートゼオライトの一種であり,疎水性でありながらTiの高い触媒活性を引き出す。これは有機分子の吸着により,Ti近くの細孔に有機分子が保持されるため,水のような極性種よりも有利なためと考えられるが,詳細は不明である。そこで本稿では,in situX線吸端近傍構造分析(XANES)を用いて,TS-1のTiサイト,ナノ構造チタノシリケート骨格における局所構造や反応性を調査した。得られた結果を以下に示した。1)TS-1がTiAlまたはTiFe系よりはるかに疎水性であることを示した。2)Ti KエッジXANESスペクトルのプレエッジの特徴は,Ti^IVが脱水システムにおける支配的なTiサイトである一方,Ti^VIは再水和システムで支配的であることを示唆した。

シソーラス用語： その場観察 ,  XANES ,  *ケイ酸塩 ,  *チタン酸塩 ,  *触媒活性 ,  *分子構造 ,  吸着 ,  疎水性 ,  局所性 ,  *微細構造 ,  反応性 ,  モデル化合物 ,  X線回折分析 ,  ゲル ,  化学反応 ,  脱水 ,  水和 ,  *配座解析 ,  *触媒
準シソーラス用語： TS-1【MFI】 ,  サイト占有 ,  *チタノシリケート ,  局所構造 ,  水熱反応

分類 (2件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  高分子の立体構造  (CG02031G)

タイトルに関連する用語 (6件)： XANES ,  チタノシリケート ,  骨格 ,  チタン ,  再活性化 ,  研究