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J-GLOBAL ID:201702283834566508   整理番号:17A0503567

虚血-再灌流損傷後の種々のラット眼組織のプロテオミクス解析と急性緑内障との可能な関連性

Proteomic Analysis of Various Rat Ocular Tissues after Ischemia-Reperfusion Injury and Possible Relevance to Acute Glaucoma
著者 (17件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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緑内障は失明と視神経損傷を起こし得る一群の眼疾患である。虚血-再灌流(IR)損傷時の種々の眼内組織(すなわち角膜,結膜,ブドウ膜,網膜および強膜)における蛋白質発現の変化を検討するため,本研究では急性緑内障での蛋白質発現変化をプロテオミクス解析により定性的に検討した。二次元差分ゲル電気泳動(2D-DIGE)とマトリクス支援レーザ脱離/イオン化飛行時間質量分析(MALDI-TOF MS)を組み合わせたIR損傷モデルを2群の検体(IR損傷群とコントロール群)での蛋白質発現変化のモニタに使用した。解析の結果,2群の間での角膜中の総計1481蛋白質のうちの221蛋白質がユニークな差分発現を示した。加えて,1206結膜蛋白質のうちの97種,1354ブドウ膜蛋白質のうちの90種,1180強膜蛋白質のうちの61種および1204網膜蛋白質のうちの37種が差分発現した。これらの知見は異なる眼組織がIR損傷に対して異なる耐容性を有することを暗示する。まとめると,本研究は種々の眼組織中のIR損傷で影響される蛋白質発現を検討するために,2D-DIGEとMALDI-TOF MSを組み合わせた急性緑内障モデルを利用した。蛋白質発現変化の比率に基づくと眼組織での変化は角膜,結膜,ブドウ膜,強膜ついで網膜の順であった。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  生物学的機能  ,  眼の疾患 

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