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J-GLOBAL ID:201702283914344677   整理番号:17A0449051

不変格子パラメータを有する正方晶FeSeにおけるS/Te共ドーピング:超伝導と電子構造に及ぼす影響【Powered by NICT】

S/Te co-doping in tetragonal FeSe with unchanged lattice parameters: Effects on superconductivity and electronic structure
著者 (4件):
資料名:
巻: 700  ページ: 43-48  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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以前の研究は,正方晶FeSe中のTeまたはSとSeサイトドーピングは,格子定数が拡大されたり,圧縮によってのみ超伝導を調節することを示唆した。しかし,三カルコゲンX(X=S, Se, Te)は異なる電気陰性度,FeとX,とそれらの電子構造間の相互作用を直接変化を示した。この基礎となる機構を理解するために,種々のアニオン組成同じ格子パラメータを有する試料が必要である。本研究では,二つの超伝導体:FeSe_0 0.95Te_0 0.03S_0.5s0.02とFeSe_0 9Te_0 0.057S_0.5s0.043を固相反応により合成した。得られた試料は,非ドープFeSeの正方晶単相の同じ格子パラメータを有していた。不変格子にもかかわらず,SeサイトにS/Te共ドーピングはFermi準位近傍の電子状態密度(DOS)を増加させ,それにより超伝導を高めることがわかった。著者らの結果は,超伝導FeSe中の同じ原子価カルコゲンとSeサイトドーピングの影響を格子サイズの観点からだけでなく,Seサイトドーピング中の異なる電気陰性度に起因する電子構造に及ぼす影響も考慮すべきであることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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塩  ,  酸化物系超伝導体の物性  ,  無機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造 

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