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J-GLOBAL ID：201702283960577375   整理番号：17A0962930

三角格子反強磁性体LiZn₂Mo₃O₈の定常磁場帯磁率測定

Magnetization measurement on LiZn₂Mo₃O₈ at high magnetic field

著者 (6件)： SANDVIK K. (Tohoku Univ.) ,  NAWA K. (Tohoku Univ.) ,  NOJIRI H. (Tohoku Univ.) ,  HIRATA M. (Tohoku Univ.) ,  AWAJI S. (Tohoku Univ.) ,  SATO T. J. (Tohoku Univ.)
資料名： 東北大学金属材料研究所強磁場超伝導材料研究センター年次報告  (Annual Report. High Field Laboratory for Superconducting Materials, Institute for Materials Research, Tohoku University)
巻： 2016  ページ： 113-114  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： X0986A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： LiZn₂Mo₃O₈はMo₃O₁₃クラスタからなる反強磁性体であり,共鳴原子価結合候補として提案されているフラストレート二次元三角格子を形成する。高磁場での磁化データは二つの磁気成分を示した。一つの成分は低温(T<10K)における帯磁率にみられる常磁性アップタームに関係している。他の成分は多分,反強磁性であることを示しているが,このことは2温度点のみに基づいた推定である。低いTでの常磁性アップタームは1Tと比較して高磁場(15T)で抑制されることを示した。このことは固有磁気成分が温度の関数として不純物成分とより大きく関係して成長すると思われる。

シソーラス用語： *磁化率 ,  *反強磁性体 ,  三角格子 ,  原子価結合法 ,  フラストレーション効果 ,  磁化特性測定 ,  *モリブデン酸塩 ,  リチウム化合物 ,  亜鉛化合物 ,  依存性 ,  温度依存性
準シソーラス用語： 磁化測定 ,  磁場依存性

分類 (1件)： 酸化物結晶の磁性  (BM06050E)

引用文献 (1件)：

• J. P. Sheckelton, J. R. Neilson, D. G. Soltan, T. M. McQueen, Vol. 11, Iss. 6, June 2012, p. 493-496.

タイトルに関連する用語 (4件)： 三角格子 ,  反強磁性体 ,  磁場 ,  帯磁率