抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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洋上風力発電コストを削減する最も効果的な方法の1つは,設置が簡単な基盤の開発であり,浮体式と海底据付の両方で革新的な基盤コンセプトが世界中で開発中である。スコットランドのAberdeen湾の大型洋上ウィンドファームでは,1台の大型風力タービンの基盤を提供するために画期的な吸引バケット・ジャケットが使用されている。吸入バケットは,騒音を最小限に抑えつつ,洋上作業を迅速化することが期待されている。「浮体式&水中」の重力基礎の開発は,関心を集めている別の分野である。中空の基礎は海底に設置する前は自己浮動」であり,海水で満たして据え付けられる。土台の輸送と設置には牽引船だけが必要であり,「自己設置」とも言われている。この分野の先駆者は,海上風力タービンとクレーンなしで設置できる変電所の重力基盤に取り組んでいるSeatower社である。洋上風力のための最初るSeatower社重力基盤が,2015年2月EDFのFecamp洋上風力発電所(30m水深のフランス海岸から約15km)に据え付けられた。