微視的実験領域の高速且つ正確な再配置(FARMER)法を用いた顕微鏡観察プラットフォームにおける相関イメージング

Huynh Toan; Daddysman Matthew K.; Bao Ying; Selewa Alan; Kuznetsov Andrey; Philipson Louis H.; Scherer Norbert F.

文献

J-GLOBAL ID：201702283989668599 整理番号：17A0684977

微視的実験領域の高速且つ正確な再配置(FARMER)法を用いた顕微鏡観察プラットフォームにおける相関イメージング

Correlative imaging across microscopy platforms using the fast and accurate relocation of microscopic experimental regions (FARMER) method

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資料名：
巻： 88 号： 5 ページ： 053702-053702-8 発行年： 2017年05月
JST資料番号： D0517A ISSN： 0034-6748 CODEN： RSINAK 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

異なるイメージング様式(例えば,光学顕微鏡法や電子顕微鏡法)やその後の様々な時点(例えば,顕微鏡外手順の前後)におけるナノ材料または生体試料の関心領域(ROI)の画像化はROIの再配置を必要とする。残念ながら,再配置は一般に難しく,その達成には長い時間を要する。これ迄に開発された方法は特徴配列の作成を含み,その手順は複雑であり,追加された特徴はROIの画像化を妨げる可能性がある。本論文では,三点(またはそれ以上)の目立つ基準点(REF)の座標を決定するだけで十分な幾何学演算子に基づくアルゴリズムを使用して,後続の画像化段階でROIを再配置する微視的実験領域の高速且つ正確な再配置(FARMER)法を示した。三点のREFは単純な手段(例えば,永久マーカまたは導電性ペン)を用いて試料の様々な領域に迅速に添加することができ,ROIを妨げない。REFおよびROIの座標は,正確且つ正確に符号化された電動卓を使用して,(特定の顕微鏡プラットフォーム上の)最初のイメージング段階で取得される。後続のイメージング段階では,FARMERアルゴリズムは,手動で配置されたREFの座標と以前記録された座標を用いて,同じプラットフォームまたは異なるプラットフォーム上のROIの新しい座標を検出する。FARMERは高速(1セッションが3~15分,手動検索より少なくとも10倍高速である),正確(100倍の対物レンズを備えた顕微鏡で平均誤差4.4μm),精密(殆ど全ての誤差は<8μm)である。多様な試料群とイメージング方法をイメージング及び再イメージングすることにより,この多様性を実証した:例えば,異なる時点における生きた哺乳類細胞;イメージング様式の異なる二台の顕微鏡上に固定された細菌細胞;光学顕微鏡と電子顕微鏡上のナノ構造など。FARMERは符号化された電動卓を有する任意のイメージングシステムに容易に適合させることができ,生物学,材料科学,フォトニクス,およびナノサイエンスにおけるマルチセッションおよびマルチプラットフォームイメージング実験を容易にする。(翻訳著者抄録)

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光学的測定とその装置一般

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