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J-GLOBAL ID:201702283998439006   整理番号:17A0664700

最小糖(グリコールアルデヒド)の気相立体配座優先性および橋かけ水素結合とその水和錯体【Powered by NICT】

Gas-phase conformational preference of the smallest saccharide (glycolaldehyde) and its hydrated complexes with bridged hydrogen bonding
著者 (4件):
資料名:
巻:号: 11  ページ: 6242-6250  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Glycoaldehyde(GA,HOCH_2CHO)は炭水化物の最も簡単な糖ユニットと今日までの星間空間で検出されたのみに糖である。本報告では,GAとその柔軟な水和錯体の立体配座は真空紫外単一光子イオン化(118 nm)に基づく質量選択赤外(IR)分光法を用いて気相で調べた。理論計算の助けを借りて,リング型分子内水素結合相互作用を有する中性GAは気相において支配的な異性体であることを確認した。一水和錯体中の水分子は分子内水素結合を破壊し優先的に二つの付加的分子間水素結合をもつGAのカルボニル酸素とヒドロキシル水素橋かけ,優先結合を支配する「準則」を明らかにした。理論的結果は,二個の分子間水素結合により安定化された二つの最低エネルギー立体配座の存在確率は一つの分子内水素結合と1つの分子間水素結合をもつ次の二異性体よりも大きいことを確認した。水和GA配座異性体の構造研究は,水分子が分子間水素結合による架橋の役割を果たし,特異的GA分子立体配座の選択的ポピュレーションを達成することを明らかにした。これらの結果は,水和錯体におけるこれらの水素結合橋構造より大きなシステムにおいては,認識のための良好なモデルを提供するかもしれないことを示唆した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子構造と性質の実験的研究  ,  分子の立体配置・配座 

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