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J-GLOBAL ID：201702284020606665   整理番号：17A0882752

反応性と修復心臓線維形成での後成的遺伝学:後成的療法の可能性【Powered by NICT】

Epigenetics in Reactive and Reparative Cardiac Fibrogenesis: The Promise of Epigenetic Therapy

著者 (4件)： Ghosh Asish K. (Feinberg Cardiovascular Research Institute, Feinberg School of Medicine, Northwestern University, Chicago, Illinois) ,  Rai Rahul (Feinberg Cardiovascular Research Institute, Feinberg School of Medicine, Northwestern University, Chicago, Illinois) ,  Flevaris Panagiotis (Feinberg Cardiovascular Research Institute, Feinberg School of Medicine, Northwestern University, Chicago, Illinois) ,  Vaughan Douglas E. (Feinberg Cardiovascular Research Institute, Feinberg School of Medicine, Northwestern University, Chicago, Illinois)
資料名： Journal of Cellular Physiology  (Journal of Cellular Physiology)
巻： 232  号： 8  ページ： 1941-1956  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0042B  ISSN： 0021-9541  CODEN： JCLLA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エピジェネティックな変化は,心血管疾患,癌,糖尿病,および知的障害を含むヒト疾患の広いスペクトルの発生において中心的な役割を果たしている。心臓線維形成は,慢性および応力誘起加速心臓老化中に見られる一般的な病態生理学的プロセスである。細胞外マトリックス(ECM)蛋白質の適切な生産は損傷後創傷治癒に必要であるが,応力または損傷心臓における細胞外マトリックス蛋白質の過剰合成と蓄積は心不全をもたらすことを拡張性増強作用(lusitropy)の減少または損失を引き起こす。コラーゲンおよび他のマトリックス蛋白質のこの自己永続的堆積は最終的に細胞の恒常性を変化させる組織弾性を損ない,多臓器不全をもたらし,心血管疾患,慢性腎疾患,肝硬変,特発性肺線維症,全身性強皮症の発症時に見られる。過去25年間に,複数の研究は臓器線維症の分子的基礎を検討し,その多因子遺伝的,後成的発現および環境調節を明らかにした。このミニレビューでは,著者らは,五種類の主要なエピジェネティック調節因子に焦点を当て,心臓線維症におけるその中心的役割を議論した。さらに,高血圧誘発反応性線維形成,心筋梗塞誘導修復または置換心臓線維形成の後成的調節を比較し,対比した。血漿中の主要な後成的調節因子循環のマイクロRNA一つとして,心臓線維症における潜在的診断的役割を提唱する。最後に,著者らは新規な後成的調節薬の変遷を考察し,病理学的心臓リモデリング,心臓老化,および心不全の抑制におけるそれらの臨床的役割を予測した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *エピジェネティクス ,  創傷治癒 ,  *反応性 ,  病態生理 ,  病理学 ,  肝硬変 ,  *心臓 ,  細胞外マトリックス ,  心不全 ,  血漿 ,  *線維症 ,  糖尿病 ,  高血圧症 ,  コラーゲン
準シソーラス用語： マイクロRNA , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  循環系の基礎医学  (GJ01020K)

タイトルに関連する用語 (7件)： 反応性 ,  修復 ,  心臓 ,  線維形成 ,  後成的遺伝学 ,  後成的療法 ,  可能性