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J-GLOBAL ID：201702284022034421   整理番号：17A1478731

格子デザインが格子越しの景色の美しさ評価に与える影響 -格子の開口率および隙間形状による検討-

The Effect of Lattice Design on Aesthetic Evaluation of View through a Lattice Window - Focused on the Opening Ratio and Shape of the Lattice -

著者 (2件)： 奥田紫乃 (同志社女子大学) ,  桜井将人 (金沢工業大学)
資料名： 日本感性工学会論文誌(Web)
巻： 16  号： 1  ページ： 83-90(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0400A  ISSN： 1884-5258  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 格子の開口率及び隙間形状が異なるいろいろな格子条件を設定し,格子越しの景色画像を用いた主観評価実験を行い,格子デザインが格子越しの景色の美しさ評価に与える影響について検討した。一方,隙間形状が縦長の格子を介して,山河や波止場を見る場合においても,主観的な評価実験を行った。その結果,隙間形状が正方形や横長の格子を介して景色を見る場合においては,いずれの景色条件においても開口率が大きいほど,格子越しの景色の美しさ評価が高い傾向が示された。また,開口率が高いほど,活動性・親和性共に高い傾向が示された。

シソーラス用語： *設計 ,  *景観 ,  型 ,  画像 ,  *主観評価 ,  親和性
準シソーラス用語： 格子デザイン ,  *格子設計 ,  *景色 ,  景色パターン ,  景色画像

著者キーワード (5件)： Lattice design ,  Aesthetic evaluation ,  View through lattice ,  Opening ratio ,  Machiya

分類 (3件)： 工業・技術設計  (HA05000Q) ,  構造設計一般  (RA04010E) ,  景観  (RD04010N)

引用文献 (24件)：

• [1] 持永愛美,奥田紫乃:カフェファサードの構成要素がカフェの魅力に与える影響-京都の町家・洋風カフェを対象として-,生活科学,44,pp.16-21,2011.
• [2] 中川武:日本の家 空間・記憶・言葉,TOTO出版,2005.
• [3] 山本良介:京都-建築と町並みの遺伝子,建築資料研究社,1999.
• [4] Aimi Mochinaga and Shino Okuda: Façade Design of Machiya-Cafes Renovated from Traditional Houses for Good Landscape in Takayama-City, Journal 2011 International Symposium on City Planning, Preservation of Historic City and Planning, pp.582-588, 2011.
• [5] 牛谷直子,増井正哉,上野邦一:歴史的街並みにおける景観形成の規範の抽出に関する事例的研究,日本都市計画学会学術研究論文集,36,pp.775-780,2001.

タイトルに関連する用語 (5件)： 格子 ,  デザイン ,  景色 ,  評価 ,  開口率