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J-GLOBAL ID:201702284119582218   整理番号:17A0869472

PImMS2センサでの普遍的イオン化検出および多重質量速度マップイメージングを用いて探求した2-ブロモチオフェンの紫外光化学

Ultraviolet photochemistry of 2-bromothiophene explored using universal ionization detection and multi-mass velocity-map imaging with a PImMS2 sensor
著者 (10件):
資料名:
巻: 147  号:ページ: 013914-013914-11  発行年: 2017年07月07日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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多重質量イメージングおよび真空紫外(VUV, 118.2 nm)普遍的イオン化に対して最近改良された速度マップイメージング(VMI)装置を用い,265-245 nmの波長範囲を通じて,2-ブロモチオフェン(C4H3SBr)の紫外光化学を調べた。すべての波長で,臭素原子の欠損から生じる分子生成物が,Brフラグメントに関して別に報告されたもの[J.Chem.Phys. 142, 224303 (2015)]と一致する反跳速度と異方性を示すことが見出された。BrとC4H3Sフラグメントの運動量分布の間の比較によって,臭素が主にその基底状態(2P3/2)のスピン軌道状態から生成されることを示唆した。これらの分布は高い運動量でよく合うが,比較的少数のゆっくり動く分子フラグメントが検出された。これは第2の大量のイオン生成物C3H3+の観測によって説明される。複数のイオン質量に対して同時に観測されたイオンイメージの解析および高水準のab initio計算の結果から,このフラグメントイオンは,最も内部的に励起されたC4H3Sフラグメントの(VUVプローブレーザによる)解離的イオン化から生じることを示唆した。本研究により,最近改良されたVMI装置に対する優れたベンチマークになり,イベントトリガー,高フレーム速度センサ,および普遍的イオン化を用いた多重質量VMIの新興分野に関する強力な例証を与えた。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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分子と光子の相互作用  ,  光化学一般  ,  チオフェン 
物質索引 (1件):
物質索引
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