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J-GLOBAL ID:201702284122722373   整理番号:17A0399577

水溶液から塩酸シプロフロキサシンの吸着と光触媒分解のためのナノ亜鉛酸化物が組み込まれたグラフェン酸化物/ナノセルロース複合材料【Powered by NICT】

Nano-zinc oxide incorporated graphene oxide/nanocellulose composite for the adsorption and photo catalytic degradation of ciprofloxacin hydrochloride from aqueous solutions
著者 (2件):
資料名:
巻: 490  ページ: 343-356  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,シプロフロキサシン(CF),家禽で広く使用されている抗生物質の効果的な吸着とそれに続く光分解のための新しい光触媒,ナノ亜鉛酸化物を導入したグラフェン酸化物/ナノセルロース(ZnO GO/NC)の合成法を報告することである。セルロース中のセルフクリーニング特性は,ナノセルロース(NC)マトリックス中にナノ亜鉛酸化物を導入したグラフェン酸化物を導入することにより達成した。グラフェン酸化物(GO)のナノ酸化亜鉛(ZnO)を組み込むことにより,バンドギャップは2.4eVに調整でき,NCとの複合材料生成の後,バンドギャップは可視領域にある2.8eVに増強された。CFの分解を可視光下で達成した。光分解した電子-正孔相互作用に起因した。合成ZnO GO/NCにおける段階的修飾を,FT-IR,XRD,SEM,EDS,A FM,DRS-UV,BET N_2吸着等温式技法を使って特性化した。表面積,細孔容積および細孔半径の値は,12.68m~2/g,0.026mL/gと12.5nmであった。ZnO GO/NCへのCFの吸着過程の効率をバッチ吸着法により検証した。最適pHは5.5であることが分かり,ZnO GO/NCの用量は2.0g/Lとして最適化した。平衡は120分で得られ,薬物の吸着は二次反応速度に従った。Sips等温線が最良の適合モデルであり,ZnO GO/NCとCFの相互作用の性質を説明することができた。研究は分解が一次反応速度に従い,分解プロセスの最適pHは6.0であることが分かり,98.0%の最大分解効率を達成したことを明らかにした。五連続サイクル後のZnO GO/NCの再利用性は,水環境からのCFの除去と分解のための有望な候補であることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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塩基,金属酸化物  ,  炭素とその化合物  ,  光化学反応 

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