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J-GLOBAL ID:201702284146016430   整理番号:17A1548269

Eucalyptus globulusから合成したNiOナノ粒子による臨床細菌分離株の成長とバイオフィルム形成の阻害【Powered by NICT】

Inhibition of growth and biofilm formation of clinical bacterial isolates by NiO nanoparticles synthesized from Eucalyptus globulus plants
著者 (6件):
資料名:
巻: 111  ページ: 375-387  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0489A  ISSN: 0882-4010  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ナノテクノロジーに基づく治療学は,ナノ粒子のユニークな物理的および化学的性質(NP)による既存の抗菌剤の活性を増強するための有望な方法として出現した。ニッケル酸化物ナノ粒子(NiO NPs)は,将来の抗菌および抗腫瘍薬として提案されている。本研究では,NiO-NPsは,Eucalyptus globulusの葉の抽出物を用いた環境に優しい方法により合成し,それらの殺菌活性を評価した。UV-可視,FT-IR,XRD,EDXおよび電子顕微鏡法のような種々の分光学的手法により測定した合成NiO-NPsの形態と純度はかなり異なっていた。合成したNiO-NPsは,10と20nmの間の大きさの多形変化した。XRD分析は,19nmのNiO-NPsの平均サイズを明らかにした。UV-Vis分光学的データは396nmに特徴的なスペクトルピークを持つNiO-NPsの強い表面プラズモン共鳴(SPR)を示した。FTIRデータは,NiO-NPsのキャッピングと分散における葉の生体分子の役割を解明するC=C,C-N,C-H及びO-Hのような種々の官能基を明らかにした。生物活性試験は,ESβL(+)E.coli,P.aeruginosa,メチシリン感受性および耐性黄色ぶどう球菌に対するNiO-NPsの抗菌および抗バイオフィルム活性を明らかにした。増殖阻害分析は,処理した細胞の生存率の時間とNiO-NPs濃度依存的減少を示した。NiO-NPs誘導生物膜阻害はPIの特徴的な赤色蛍光の急激な増加によって明らかにされた,NiO-NPsで処理した細胞のSEM画像は収縮不規則と著明な低気圧/圧痕をもつ歪んだ。結果はヒトの健康に影響を及ぼす感染症の管理において重要な役割を果たす可能性のあるNiO-NPsの顕著な抗菌および抗バイオフィルム活性を示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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滅菌法  ,  抗細菌薬の基礎研究 

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