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J-GLOBAL ID：201702284248718300   整理番号：17A0644807

アルミニウム合金用ホットチャンバーダイカストマシン

著者 (1件)： 山崎政道 (ヒシヌママシナリー)
資料名： アルトピア  (Alutopia)
巻： 47  号： 6  ページ： 21-27  発行年： 2017年06月15日 
JST資料番号： S0101B  ISSN： 0285-5240  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アルミニウムダイカストは,通常コールドチャンバー方式により生産されてきた。しかし,溶湯アルミを射出スリーブに給湯する必要があり,空気の巻込みや破断チル層などの課題がある。この解決のため,今回「アルミホットチャンバーダイカストマシンHA100A」を開発した。本稿では,本マシンで試作した鋳造サンプルの強度試験の結果と新開発マシンの特徴を紹介した。まず,ホットチャンバー方式の利点(射出機能が湯内に設置され,射出スリーブへの給湯が必要なく気泡巻き込みやチル層の形成を防ぐことが可能)を紹介した。次に,アルミホットチャンバー方式に関して,開発の歴史(グースネックの複雑形状をセラミック素材で作製が困難),耐溶損金属の開発(合金開発:トケナイト),基礎実験の結果(従来コールドチャンバー方式によるダイカスト品の引張強さと比較して,2割程度高い)などを紹介した。最後に,HA100Aの特徴(耐溶損金属製グースネック,射出機構など)を紹介した。

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  *ダイカスト機 ,  *溶損 ,  耐性 ,  合金設計 ,  ダイカスト ,  成形 ,  省エネルギー ,  引張強さ ,  降伏強さ ,  伸び ,  速度依存性
準シソーラス用語： ADC12 ,  ダイカストマシン ,  ホットチャンバ ,  加熱システム ,  型締 ,  合金開発 ,  射出 ,  耐溶損性

分類 (1件)： 炉,鋳造設備  (WC01070I)

タイトルに関連する用語 (1件)： アルミニウム合金