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J-GLOBAL ID:201702284282484034   整理番号:17A0633098

色消し波長板から成る位相差板を得るための簡単な解析的方法

A simple analytical method to obtain achromatic waveplate retarders
著者 (2件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 045701,1-5  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: D0538C  ISSN: 2040-8978  CODEN: JOOPCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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偏光分光法は,光学,応用物理学および生物学,天文学,材料物理などを含む数多くの応用分野において有用な技術として確立されてきた。それらの基礎は,何れも位相制御とその測定である。偏光状態を生成,変換または測定するための装置の開発に多くの研究が集中している。特に,位相差板によって位相をシフトさせることが可能で,ベクトル光の振幅に影響を与えることなく位相をシフトすることができる。これを行うために,波長板,液晶またはフレネルロム波長板などのいくつかの素子がある。一般に,これらの素子は特定の波長で働くので,色消し位相差板の設計は光学に大きな影響を及ぼす。波長板の使用は,小型で簡単なセットアップ,高精度の位相シフトおよび低コストのために,他のデバイスよりも優れている。Pancharatnamは3枚の水晶板を使用した色消し位相差板を初めて構築した。それ以来,いくつかの設計方法が議論されてきた。本研究では,色消し波長板から成る位相差板を得るための簡単な解析法に関する研究結果を報告する。本研究では,任意の数の波長板を持つ色消し位相差板を構築するために,Hariharanの方法を一般化した。500~700nmおよび500~1000nmのスペクトル域において,波長板の数,N,が2および3の場合の結果を示す。設計した素子の位相差値曲線は,色消し位相差板として良好な特性を示すことが分かった。特に,多項式近似は,両方の場合においてAcD(Achromatism degree)法と同様の位相差値曲線を示すことが分かった。数学的には,この方法は特に簡単である。即ち,関心のあるスペクトル範囲における複屈折に多項式を適合させ,線形方程式を解けば良い。
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光デバイス一般 
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