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J-GLOBAL ID:201702284380100575   整理番号:17A1192644

パルプ廃液の物理化学的処理 処理後に生成するフロックとスラッジのキャラクタリゼーション

Physico-chemical treatment of pulping effluent: Characterization of flocs and sludge generated after treatment
著者 (2件):
資料名:
巻: 52  号: 6-9  ページ: 1583-1593  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: D0435B  ISSN: 0149-6395  CODEN: SSTEDS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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硫酸による酸析出と従来の凝集剤(塩化第二鉄,硫酸アルミニウム,ミョウバン,ポリ塩化アルミニウム)を用いた凝集に基づく希釈パルプ廃液の前処理について調べた。パルプ生産設備から採取した黒液を水道水で30倍に希釈したpH11,TOC1900mg/lの模擬パルプ廃液を前処理試料とした。市販凝集剤(Sufloc-1010)による液体-スラッジ分離特性の改善についても調べた。各凝集剤の水への溶解で生じる加水分解種をエレクトロスプレイイオン化飛行時間型質量分析で分析し,凝集過程を光学顕微鏡法で観察した。酸析出法で生じたスラッジの特性を陽子磁気共鳴で評価し,スラッジの熱特性と燃焼挙動を熱重量分析-示差熱重量分析とTG-MS-FTIR分析による発生気体分析で解明した。硫酸アルミニウムでTOCが最も効率的に除去され,Suflocの添加により生成スラッジの沈降性が大幅に改善した。Fe及びAl含有凝集剤から生成する加水分解単核及び多核種がTOC除去に寄与することも分かった。TG-MS-FTIR分析データはスラッジの燃焼でCO,CO2,HCHO,CH=C=O,H2S,H3SH,SO2などが発生することを示していた。生物学的後処理に悪影響する溶存金属イオンはpHを7へ上昇することで沈殿できた。
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分類 (3件):
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廃水処理  ,  下水,廃水の化学的処理  ,  有機化合物の物理分析 
タイトルに関連する用語 (4件):
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