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J-GLOBAL ID:201702284442020356   整理番号:17A0718152

イネの鉄欠乏応答中の転写産物及び代謝産物レベルの日中変化

Diurnal Changes in Transcript and Metabolite Levels during the Iron Deficiency Response of Rice
著者 (6件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 10:14 (WEB ONLY)  発行年: 2017年12月 
JST資料番号: U7002A  ISSN: 1939-8425  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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(背景)イネは,ムギネ酸(MA)系統フィトシデロホア(ポリスチレン)2’-デオキシムギネ酸(DMA)の根圏への低分泌レベルに起因して鉄(Fe)欠乏に非常に影響されやすい。イネによる低レベルのDMA分泌は測定に課題があり,従って鉄欠乏下のDNA分泌パターンは,例えばオオムギのような高レベルのPSを分布する他のイネ科単子葉種と比較して大規模に研究されていない。(結果)遺伝子発現及び代謝分析を用いてイネのFe欠乏応答の間に発生する日中変化を特徴付けた。DMA生合成及び分泌に関与する鉄欠乏誘導性遺伝子が光開始の3~5時間後に生じた日中のピーク誘導パターン(オオムギ及びコムギ等の他の戦略II植物種に一致した結果)に続いて生じた。更にまた,三連四重極質量分析は,鉄欠乏イネ根からのDMA分泌のピーク時間として光開始の3~5時間後を特定した。代謝物プロファイリングは,光開始後10~12時間で誘導が最大となる金属キレート化と関連するアミン蓄積,金属転流及び植物酸化性ストレス応答を特定した。(結論)本研究結果から,イネは他の戦略II植物種と比較してDMA分泌誘導に関係する鉄欠乏の類似ピーク時間を共有するが,DMA分泌の目立った日次的変動は少ないことが確認された。イネ根に生じたストレスからの損傷及び鉄欠乏の再生と関係した代謝的変化が明らかになった。本研究は,イネの鉄欠乏応答の遺伝的変化に関する以前の研究を補完し,イネ鉄欠乏応答の基礎をなす分子機構の解明に対し重要な進歩を構成する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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稲作  ,  植物の栄養障害 
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