文献
J-GLOBAL ID:201702284474825856   整理番号:17A0148773

電気炉ダスト中のZnとPbの選択的塩素化および蒸発反応に及ぼす温度の影響

Influence of Temperature on the Selective Chlorination and Evaporation Reactions of Zn and Pb in EAF Dust
著者 (3件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 59-64(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
製鉄や製鋼工程で大量の粉塵が発生し,環境保護のためにリサイクルや処理が必要である。特に,電気炉炉(EAF)法で生成されるダストは,ZnとPbが豊富であり,従来の製鋼プロセスにリサイクルするのには適していないため,非常に特殊である。塩素化と蒸発法は,ZnとPbを選択的に塩素化してガス塩化物として回収する一方,Feの塩素化をその酸化雰囲気中で防止できる塵を処理するための選択肢である。本研究では,Cl2とO2ガスの混合雰囲気中で,EAFダスト中のZnとPbの選択的塩素化と蒸発反応の実現可能性が確認された(PX(X=O2)=9.0×104PaおよびPX(X=Cl2)=1.0×104Pa)。反応時間による酸化物相の変化もXRD測定により分析した。923Kから1073Kの温度範囲での重量分析法および組成分析法により,塩素化と蒸発反応速度およびZnとPbの除去率に及ぼす温度の影響を調べた。塩素化と蒸発速度は,温度が923から1073Kに上昇するにつれて増加し,ZnとPbの除去率は,1023または1073Kで60min後にそれぞれ約98%と99%に達した。同時に,本実験条件ではFeの一部が塩素化されて塵から蒸発することが確認された。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
廃棄物処理 
引用文献 (18件):
  • 1) Iron and Steel Institute of Japan ed.: The 6th Volume “Environment and Energy”, Handbook of Iron and Steel 5th Edition, (Iron and Steel Institute of Japan, 2014) pp. 143-176.
  • 2) A. Tsubone, T. Momiyama, M. Inoue, R. Chairaksa, K. Matsubae, T. Miki and T. Nagasaka: Iron & Steel Technol. <b>9</b> (2012) 184-193.
  • 3) M.K. Jha, V. Kumar and R.J. Singh: Resour. Conserv. Recycling 33 (2001) 1-22. 10.1016/S0921-3449(00)00095-1
  • 4) M.C. Mantovani, C. Takano and P.M. Büchler: Ironmak. Steelmak. 29 (2002) 257-265. 10.1179/030192302225004494
  • 5) L. M. Southwick: Steel Times Int. March 2010, (Quartz Business Media, 2010) pp. 43-45.
もっと見る

前のページに戻る