文献
J-GLOBAL ID:201702284529333318   整理番号:17A1023820

慢性高脂肪食摂取はマウスのかっ色脂肪組織におけるミトコンドリア脂肪酸燃焼関連蛋白質の適応誘導を障害する【Powered by NICT】

Chronic high-fat feeding impairs adaptive induction of mitochondrial fatty acid combustion-associated proteins in brown adipose tissue of mice
著者 (10件):
資料名:
巻: 10  ページ: 32-38  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3090A  ISSN: 2405-5808  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
褐色脂肪組織(BAT)を燃料として脂肪酸を用いた熱産生に関与しているので,BAT活性化は肥満と糖尿病を治療するための潜在的戦略である。しかし,BAT脂肪酸燃焼容量はこれらの条件で保存されているかどうか不明のままである。は,食餌誘導性肥満C57BL/6Jマウスモデルを用いたウェスタンブロット法によりBATにおける脂肪酸酸化関連酵素及び脱共役蛋白質1(UCP1)の発現レベルを評価した。2 4週間高脂肪食(HFD)を与えたC57BL/6Jマウスでは,カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ2(Cpt2),アシルCoAチオエステラーゼ(Acot)2,Acot11とUCP1レベルは,ベースラインと制御低脂肪食(LFD)を与えたマウスと比較して有意に増加した。同様の結果は他の系統のマウス,ddY,ICRとKK-Ayを含む得られたが,UCP1レベルの増加の大きさはC57BL/6Jマウスにおけるよりもはるかに小さく,HFD給餌の後に減少したAcot11レベルであった。C57BL/6Jマウスでは,これらのミトコンドリア蛋白質レベルの増加は,長期HFD給餌(20週)後ベースラインレベル,褐色脂肪細胞における単房性,大きな脂質滴の蓄積と同時にまで低下した。ミトコンドリア外Acot11とアシルCoAオキシダーゼは上昇したままであった。Wy-14,643によるマウスの処理は,これらの蛋白質を増加させたが,4週間HFDより効果が低く,ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体α以外のメカニズムもアップレギュレーションに関与することを示唆した。これらの結果は,BATは脂肪過負荷に応答してその脂肪酸燃焼能を増強することを示唆するが,顕著な肥満は脂肪に対する反応性のBATを奪って,おそらくミトコンドリアの変化。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物生理一般 

前のページに戻る