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J-GLOBAL ID:201702284537093090   整理番号:17A1432649

気管支ぜん鳴は火災煙犠牲者における炎症と呼吸不全を予測する【Powered by NICT】

Bronchial wheezing predicts inflammation and respiratory failure in fire smoke victims
著者 (10件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 1142-1154  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0550B  ISSN: 0001-5172  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:急性火災煙吸入傷害は,炎症性メディエータの役割はほとんど理解されていないを含んでいる。肺機能障害を予測する可能性があることを臨床的および生化学的マーカーを同定するために火災煙被害者の前向き観察研究を行い,気管支肺胞洗浄(BAL)液および血液中の機能障害とサイトカインの間の可能な相関関係を検討した。急性火災煙吸入後の呼吸および/または神経学的症状を伴う【方法】四十人の患者は入院時に施行した肺機能検査および血液ガス分析を示し,退院時,及び3か月後。サイトカインをBioPlex/XMap技術を用いて測定した。【結果】入院時,30(75%)の患者は呼吸困難が出現した。気管支ぜん鳴(n=14)を呈した患者は非喘息患者(406l/min,100 683)(n=16, P=0.03)よりも有意に低かったPEF(201l/min,82 360)を有していた。気管支ぜん鳴は95%CI(P<0.001)でOR=93.3のICU治療の必要性を予測し,ガス交換障害と関連しており,平均p_aO_2/FiO_2比34.4(11.8 49.8)kPa入院と21.3(8.3 44.5)に及ぼすkPa48時間後であった。血液HbCOもICU治療を予測し,95%CI(P<0.001)でOR=1.58であった。血清CRP,IL-6,IL-8およびMCP-1は非喘鳴患者と対照と比較して12 24時間後喘鳴患者で有意に高かった。サイトカイン濃度は,3か月後に上昇していた。BAL液は健常対照と比較してIL-8,MCP-1,IL-1β,及びG-CSFの有意に高いレベルを有していた。【結論】火災煙吸入の犠牲者では,肺喘鳴は炎症,肺機能障害,呼吸不全,集中治療の必要性を予測した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
呼吸・呼吸器作用薬の基礎研究  ,  呼吸器の基礎医学 

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