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J-GLOBAL ID：201702284563158999   整理番号：17A1153975

平成28年における重要なエネルギー関係事項 II エネルギー資源の利用技術の進展と研究動向 3.天然ガス 3.1 天然ガス資源開発の動向 3.1.2 世界の天然ガス

著者 (1件)： 本村真澄 (石油天然ガス・金属鉱物資源機構)
資料名： 日本エネルギー学会機関誌  (Enermix)
巻： 96  号： 5  ページ： 617-618  発行年： 2017年09月20日 
JST資料番号： F1934A  ISSN： 2432-3586  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成28年における重要なエネルギー関係の事項に関するレビューを行った。世界の天然ガスは,埋蔵量がアメリカとロシアで著しく大きく,中東は開発が遅れている。しかし中国は四川省での開発が埋蔵量増加に寄与しており,エネルギー源として石炭から天然ガスへのシフトのため大気汚染への取組の成果となっている。天然ガスの貿易についてはパイプラインと液化で行われている。パイプライン輸出では,アルジェリアの輸出再開により,イタリア市場におけるロシアのシェアが低下した。LNGの輸出では,カタールが一定を保って,オーストラリアの著しい伸びのため世界シェアが低下した。アメリカのシェールガス由来LNGの輸出も,日本を初めとするアジア向けに2016年に始まった。

シソーラス用語： *天然ガス ,  貿易 ,  *パイプライン輸送 ,  *液化天然ガス ,  アルジェリア民主人民共和国 ,  中華人民共和国 ,  オーストラリア連邦 ,  シェールガス ,  アメリカ合衆国 ,  輸出

分類 (2件)： 気体燃料工業一般  (YE02010J) ,  石油・天然ガスの運搬一般  (UA11010R)

引用文献 (1件)：

• BP, BP Statistical Review of World Energy, 2017

タイトルに関連する用語 (8件)： エネルギー ,  エネルギー資源 ,  進展 ,  研究 ,  動向 ,  天然ガス ,  資源開発 ,  世界