抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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断面の大きな木材は,表面の燃焼が容易に深部まで進まないことから,大断面木材を用いた柱・はりの架構では,防火被覆を行わなくても火災時に必要な構造耐力を保持し,火災の拡大や建物の倒壊を防止する。1993年の建築基準法の改正では,45分準耐火構造と1時間準耐火構造の柱とはりに燃えしろの値が追加され,この法改正により大断面木造による準耐火建築物や木造3階建て共同住宅の建築が可能となった。大断面集成材の耐火性,燃えしろ設計の概要,手順,設計方法と接合部の防火設計について説明した。