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J-GLOBAL ID：201702284639470784   整理番号：17A1626147

重力子ゆらぎ宇宙定数を消す【Powered by NICT】

Graviton fluctuations erase the cosmological constant

著者 (1件)： Wetterich C. (Universitaet Heidelberg, Institut fuer Theoretische Physik, Philosophenweg 16, D-69120 Heidelberg, Germany)
資料名： Physics Letters. B  (Physics Letters. B)
巻： 773  ページ： 6-19  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0779A  ISSN： 0370-2693  CODEN： PYLBA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 重力子ゆらぎは宇宙定数の強い非摂動的赤外くりこみ効果を誘導する。汎関数くりこみ流は正の宇宙定数を駆動する零年に向けて,パラメータを調整する必要なしに宇宙定数問題を解く。スカラー場に対する有効ポテンシャルの流への重力子の寄与の簡単な計算を提案した。可変重力内で,スカラー場に比例する有効Planck質量と,ポテンシャルはスカラー場を持つ最もで二次的に漸近的に増加することが分かった。導出した宇宙方程式の解は無限の将来の漸近零宇宙「定数」をもたらし,この宇宙時代の力学的暗黒エネルギーを与える。宇宙定数問題の解を超えて,我々の単純化した計算は,紫外領域における4次のHiggs結合のかなりの正の重力子誘導異常次元を必要とする,量子重力の漸近安全性シナリオの枠内でのHiggsボソン質量の予測できることを実証した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 有効ポテンシャル ,  くりこみ ,  *重力子 ,  スカラー場 ,  *宇宙定数 ,  *重力 ,  Higgsボソン ,  異常次元 ,  摂動 ,  *ゆらぎ ,  汎関数 ,  重力場の量子論 ,  *宇宙空間
準シソーラス用語： 暗黒エネルギー ,  Planck衛星 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 宇宙論  (DB07000D) ,  一般相対論及び重力理論  (BA07030F)

タイトルに関連する用語 (3件)： 重力子 ,  ゆらぎ ,  宇宙定数