膨張計を用いたマルテンサイト開始温度を決定するための一般的および新しい方法の比較

KAMYABI-GOL A.; HERATH D.; MENDEZ P. F.

文献

J-GLOBAL ID：201702284785382522 整理番号：17A0920174

膨張計を用いたマルテンサイト開始温度を決定するための一般的および新しい方法の比較

A comparison of common and new methods to determine martensite start temperature using a dilatometer

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資料名：
巻： 56 号： 1 ページ： 85-93 発行年： 2017年01月
JST資料番号： D0583B ISSN： 0008-4433 CODEN： CAMQAU 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

マルテンサイト変態は鋼の特性に強く影響するため,その開始温度(M_s)の決定は材料設計および実際プロセスにおいて非常に重要である。M_sの決定には膨張計が用いられるが,本研究においては膨張計ベースの二つの新しい技法(冷却曲線解析=CCAと膨張曲線解析=DCA)を提案し,従来の技術との比較を行なった。供試材として4140鋼を選定し,種々の加熱温度および保持時間の後,一定の速度で冷却し膨張曲線を得た。また初晶オーステナイト粒径の測定も行なった。この結果,従来の方法では,十分な精度で得ることができなかったものでも提案したCCAとDCAによって正確にM_sを決定できることを示した。

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金属相変態

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