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J-GLOBAL ID:201702284828058694   整理番号:17A0478433

二酸化硫黄被毒下の低温選択的触媒還元法触媒の担体としてのチタニアナノチューブと二酸化チタンの比較

Comparison of titania nanotubes and titanium dioxide as supports of low-temperature selective catalytic reduction catalysts under sulfur dioxide poisoning
著者 (3件):
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巻: 67  号:ページ: 292-305  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: H0011B  ISSN: 1096-2247  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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排煙脱硝技術として広く使われている選択的接触還元法(SCR)では,エネルギー削減の点で低温での運転が好ましいが,低温SCRプロセスは二酸化硫黄(SO2)による触媒被毒の問題を伴う。本研究では,SO2被毒を低減するために金属酸化物触媒の担体としてチタニアナノチューブ(TNT)を使用して,その可能性を検討した。TNT及び二酸化チタン(TiO2)を担体に用いた一連の鉄-マンガン酸化物触媒を合成し,触媒のキャラクタリゼーションを行うと共にSO2存在下でのアンモニア(NH3)を還元剤とした選択的触媒還元に用いて,低温条件でのNOの除去特性を調べた。キャラクタリゼーションの結果は,触媒の比表面積とBroensted酸部位の量が高い相関関係にあることを示していた。NO除去では,MnFe-TNT触媒の方がMnFe-TiO2触媒より長時間SO2に耐えることができた。SO2被毒以後のTNT担体触媒の性能が優れていたのは,主にMn4+/Mn3+比が大きく,比表面積が大きいことによると考えられた。SO2被毒影響は,ガス空間速度の低減,反応温度の上昇,もしくは[NH3]/[NO]モル比の増大によって最小限とすることができた。実験によれば,NOの転換効率に対して,形成される塩が金属硫酸塩よりも硫酸アンモニウムの場合の方が強い影響を与えるていた。従って,SO2被毒を関心のある問題とする場合は,硫酸アンモニウムの形成を回避するように,低温SCRを230°C以上で運転する方法を第一にすべきと考える。
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分類 (2件):
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有害ガス処理法  ,  不均一系触媒反応 

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