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J-GLOBAL ID：201702284868711081   整理番号：17A0540652

エラスティック光アグリゲーションネットワーク(EλAN)における光アドホックネットワークの波長予約手法

Wavelength Reservation Method for Optical Ad Hoc Networking in the Elastic Lambda Aggregation Network

著者 (4件)： 伊佐治義大 (慶応大 大学院理工学研究科) ,  佐藤丈博 (慶応大 大学院理工学研究科) ,  岡本聡 (慶応大 大学院理工学研究科) ,  山中直明 (慶応大 大学院理工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 498(PN2016 84-108)  ページ： 17-23  発行年： 2017年02月27日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： エラスティック光アグリゲーションネットワーク(EλAN)では,ネットワーク故障発生時にアクティブ型のOptical Distribution Network(ODN)により柔軟にアクセスパスを再構成し,他局舎のOptical Line Terminal(OLT)がOptical Network Unit(ONU)を再収容することで,接続性を回復することが期待されている。多数の局舎が機能停止する大規模災害時において,OLTとONU間の伝送距離制限を打破するための手法として光アドホックネットワークが提案されている。しかし,救済対象のONU群と隣接ONU群との間に割り当てる波長決定手法がこれまで未考慮であった。本論文では光アドホックネットワークを実現するための波長予約手法を提案する。計算機シミュレーションにより,提案した波長選択手法を適用した光アドホックネットワーク方式の特性評価を行った。ネットワーク内デバイスの故障率40%時において,リストレーション方式のみの適用時からONU群救済率を更に20%以上向上可能であることを示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *通信網 ,  冗長方式 ,  *光通信 ,  *回線接続 ,  局設備 ,  宅内装置 ,  *資源割付 ,  選択 ,  アドホックネットワーク ,  災害復旧 ,  比率 ,  *通信
準シソーラス用語： *PON【光通信】 ,  *エラスティック光ネットワーク ,  *リンクアグリゲーション ,  OLT【通信】 ,  ONU【通信】 ,  *波長割当 ,  波長選択 ,  回復率 ,  *災害時通信

分類 (2件)： 光通信方式・機器  (ND10000B) ,  災害・防災一般  (RA02010Q)

引用文献 (14件)：

• 総務省, “電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表 (平成28年度第2四半期 (9月末)),” Dec. 2016.
• ITU-T Recommendation G.983.5, “ A broadband optical access system with enhanced survivability,” Jan. 2002.
• 総務省, “大規模災害等緊急事態における通信確保の在り方-最終取りまとめの公表-,” Dec. 2011.
• 岡本聡, “多様なサービスやネットワーク構成を実現する伸縮自在光メトロ・アクセス融合型アグリゲーションネットワーク技術,” 信学技報, CS2012-96, Jan. 2013.
• 岡本聡, 佐藤丈博, 竹下秀俊, 山中直明, “エラスティックλアグリゲーションネットワーク (EλAN)の提案,” 信学総大, No.B-8-63, Mar. 2013.

タイトルに関連する用語 (5件)： スティック ,  アドホックネットワーク ,  波長 ,  予約 ,  手法