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J-GLOBAL ID：201702284929135507   整理番号：17A0561916

末梢動脈疾患を伴う糖尿病患者における内皮損傷の幾つかのマーカーと歩行距離に対するメソグリカンの効果の評価

Evaluation of the Effects of Mesoglycan on Some Markers of Endothelial Damage and Walking Distance in Diabetic Patients with Peripheral Arterial Disease

著者 (6件)： GIUSEPPE Derosa (Univ. Pavia, Pavia, ITA) ,  GIUSEPPE Derosa (Fondazione IRCCS Policlinico San Matteo, Pavia, ITA) ,  ANGELA D’Angelo (Univ. Pavia, Pavia, ITA) ,  ROMANO Davide (Univ. Pavia, Pavia, ITA) ,  PAMELA Maffioli (Univ. Pavia, Pavia, ITA) ,  PAMELA Maffioli (Fondazione IRCCS Policlinico San Matteo, Pavia, ITA)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 18  号： 3  ページ： WEB ONLY  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は末梢動脈疾患を伴う糖尿病患者における末梢動脈疾患進行に関与する幾つかのパラメーターの変化を6ヶ月のメソグリカン投与後に評価することであった。筆者らはステージIIaの末梢動脈疾患を伴う64人の白人の2型糖尿病患者を登録した。患者らは6ヶ月に渡り1日2回の50mgのメソグリカン(Prisma)または偽薬に無作為化された。筆者らは血糖管理,メタロプロテイナーゼ2および9(MMP-2および-9),可溶性細胞間接着分子1(sICAM-1),可溶性血管細胞接着分子1(sVCAM-1),インターロイキン6(IL-6),可溶性Eセレクチン(sEセレクチン),高感度C反応性タンパク質(hs-CRP),腫瘍壊死因子α(TNFα),そしてプラスミノーゲン活性化因子阻害因子1(PAI-1)を評価した。筆者らはメソグリカン治療群において,基線および偽薬と比較して,MMP-2,MMP-9,sEセレクチン,TNF-α,sVCAM-1,およびIL-6の減少を記録した。sICAM-1およびhs-CRPに関して,代わりに筆者らは基線と比較したときのみメソグリカンによる減少を記録した。予備的結果は,データが注意深く扱われるべきであるにしても,基線および偽薬と比較したとき,18人の患者でメソグリカンによる無痛歩行距離の改善を示唆するようである。本研究はメソグリカンの補充が末梢動脈疾患を伴う2型糖尿病患者において内皮機能障害を改善することを示した。無痛歩行距離といった臨床パラメーターの僅かな改善も示唆する予備的データに関し,この側面をより良く実証するため,より多くのデータと患者のより大きい標本が必要である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *血管疾患 ,  患者 ,  *運動能力 ,  *グリコサミノグリカン ,  ヒト
準シソーラス用語： 末梢動脈疾患 ,  *糖尿病患者 ,  *歩行能力 ,  *メソグリカン ,  血管内皮障害

分類 (2件)： 代謝異常・栄養性疾患の治療  (GD05030F) ,  血管作用薬・降圧薬の臨床への応用  (GW07050U)

タイトルに関連する用語 (7件)： 末梢動脈疾患 ,  糖尿病患者 ,  内皮 ,  損傷 ,  マーカー ,  歩行距離 ,  評価