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J-GLOBAL ID:201702284947130595   整理番号:17A1247016

結核性髄膜炎の患者における神経内分泌機能障害の研究【Powered by NICT】

A study of neuroendocrine dysfunction in patients of tuberculous meningitis
著者 (8件):
資料名:
巻: 379  ページ: 198-206  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1131A  ISSN: 0022-510X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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内分泌機能障害は脳の各種感染症で起こることが知られている。神経内分泌機能障害は結核性髄膜炎の患者(TBM)でよく研究されていない。本研究では,結核性髄膜炎の新たに診断された患者,視床下部-下垂体領域で起こる構造変化における内分泌機能障害のパターンを知ることを目的とし,その予測因子と転帰に関連する相関因子を評価した。これは前向き観察研究であった。結核性髄膜炎の全ての新たに診断された患者は視床下部-下垂体領域の神経画像と共に臨床的,実験室,およびホルモン評価を行った。全ての患者は,WHOガイドライン,コルチコステロイドと共に抗結核薬で治療した。患者の臨床転帰は3か月の終わりに評価した。研究に登録された115名の患者のうち,内分泌機能障害は62(53.9%)患者で見られた。これら62名の患者のうち,単軸関与は35(30.4%)患者で見られたが,多軸機能障害は27(23.5%)患者で観察された。関与する最も一般的なホルモン軸は性腺刺激軸(33.9%)とそれに続く高プロラクチン血症(22.6%),甲状せん刺激軸(17.4%),コルチコトロピン軸(13%),SIADH(抗利尿ホルモン不適合分泌症候群)(9.6%)と成長ホルモン軸(7.8%)であった。は尿崩症を持っていなかった。多発性脳神経麻痺,低血圧,TBMのステージIIとIII,ベースラインMBI≦12と基底滲出液の存在は,これが内分泌機能障害群で有意に高かったが,基底滲出液の存在は独立して多変量解析に及ぼす内分泌機能障害の発生を予測した。転帰不良は3か月の終わりに内分泌機能不全群で有意に高かったが,転帰不良と独立して関連して多変量解析因子にTBMの知覚の変化とステージIIIの存在であった。内分泌機能障害は結核性髄膜炎患者のかなりの割合で生じた。基底滲出液の存在は,これが内分泌機能障害の発生と有意に関連している。内分泌機能障害を有する患者は,転帰不良を与えたが,同じの独立予測因子ではなかったも死亡率の上昇と関連した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
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副腎ホルモン 
タイトルに関連する用語 (5件):
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