文献

J-GLOBAL ID：201702284968451600   整理番号：17A0960892

中赤外光領域における金属材料特性に基づいた光検出器用アンテナ特性評価

Study of an antenna characterization for mid-infrared detector on the basis of the metal property

著者 (4件)： 堀川隼世 (福井工高専) ,  川上彰 (情報通信研究機構 未来ICT研) ,  兵頭政春 (金沢大) ,  島影尚 (茨城大 工)
資料名： 日本赤外線学会誌  (Journal of the Japan Society of Infrared Science and Technology)
巻： 27  号： 1  ページ： 74-79  発行年： 2017年08月01日 
JST資料番号： L1291A  ISSN： 0916-7900  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 中赤外光(MIR)領域において,高感度・高速動作を実現するためのアンテナを用いた光検出器の技術開発が期待されている。本研究において,我々はMIR領域(特に数十THz)で利用可能なアンテナの設計指針確立を目指し,用いる金属材料がアンテナの入力インピーダンスに与える影響を検討した。MIR領域ではアンテナに用いる材料の影響が大きいことが知られる。そこで薄膜アンテナ構築が容易な,金(Au),アルミニウム(Al)薄膜の複素屈折率を測定し,アンテナ入力インピーダンスのシミュレーションを行った。その結果として,中・近赤外領域における金属材料としてのAlの優位性を明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： *アンテナ ,  キャラクタリゼーション ,  *金属材料 ,  放射特性 ,  赤外線 ,  *赤外検出器 ,  高感度 ,  入力インピーダンス ,  計算機シミュレーション ,  *アルミニウム ,  複素屈折率 ,  近赤外線 ,  金 ,  金属薄膜 ,  近赤外領域 ,  中赤外線 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： アンテナ特性

分類 (2件)： 赤外・遠赤外領域の測光と光検出器  (BD07032W) ,  アンテナ  (ND06000M)

引用文献 (13件)：

• L. Novotny and N. Hulst: Nat. Photonics. 5 (2011) 83.
• Y. Irimajiri et al.: IEEE Trans. Terahertz Sci. Technol. 5 (2015) 1154.
• A. Kawakami et al.:IEEE Trans. Appl. Supercond. 21(2011) 632.
• J. Horikawa et al.:Infrared Phys. Technol. 67 (2014) 21.
• A. Kawakami et al.:IEEE Trans. Appl. Supercond. 25 (2015) 2300904.

タイトルに関連する用語 (5件)： 赤外光 ,  材料特性 ,  光検出器 ,  アンテナ特性 ,  評価