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J-GLOBAL ID：201702284977516274   整理番号：17A1437550

CYP3A5ゲノム分散の有病率とノースカロライナ州東部における腎臓移植レシピエントにおけるタクロリムス投薬要求に対するそれらの影響【Powered by NICT】

Prevalence of CYP3A5 Genomic Variances and Their Impact on Tacrolimus Dosing Requirements among Kidney Transplant Recipients in Eastern North Carolina

著者 (4件)： Maldonado Angela Q. (Department of Transplant Surgery, Vidant Medical Center, Greenville, North Carolina) ,  Asempa Tomefa (Department of Pharmacy, Vidant Medical Center, Greenville, North Carolina) ,  Hudson Suzanne (Department of Biostatistics, East Carolina University, Greenville, North Carolina) ,  Rebellato Lorita M. (Department of Pathology & Laboratory Medicine, The Brody School of Medicine at East Carolina University, Greenville, North Carolina)
資料名： Pharmacotherapy  (Pharmacotherapy)
巻： 37  号： 9  ページ： 1081-1088  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0007B  ISSN： 0277-0008  CODEN： PHPYDQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： CYP3A5ゲノム分散の有病率とノースカロライナ州東部における腎移植レシピエントにおけるタクロリムス(TAC)投薬必要量へのそれらの影響を評価するために,大きな三次医療センターでの単一施設後向きコホート研究を実施した。2013年3月1日,2015年2月28日の間の腎移植を受け,その維持免疫抑制の一部として経口TACを受けた162名の成人を登録した。これらの患者のうち,85名の患者はCYP3A5*1変異体(CYP3A5*1群)遺伝子型を発現し,77名の患者は他のCYP3A5変異体(nonexpressor群)を持つ遺伝子型を発現した。全ての患者は1年移植後追跡した。1次エンドポイントはCYP3A5*1変異体の有無に基づく第一治療トラフレベルを達成するために必要なTAC全1日量(TDD)であった。研究コホートにおける人種/民族間の異なるCYP3A5変異体の有病率は各患者のCYP3A5遺伝子型決定により決定した。CYP3A5*1とnonexpressor群は,性別,平均年齢,平均重量に関して有意差はなかった。CYP3A5*1群は,他の人種/民族と比較して大きくアフリカ系アメリカ人(93%, p≦0.0005)であった。nonexpressorsと比較してCYP3A5*1発現の中で,最初の治療TACレベルでミリグラムの平均TAC TDDは有意に高かった(12対8mg/日,p≦0.001)。同様に,mg/kgの平均TAC TDDは,CYP3A5*1発現(0.15対0.1mg/kg/日,p≦0.0005)の50%大きかった。優勢な遺伝子型変異体はCYP3A5*3/*3(33%),CYP3A5*1/*3(20%)およびCYP3A5*1/*1(19%)であった。本研究はアフリカ系アメリカ人の腎移植レシピエントにおけるCYP3A5*1変異体とTAC TDDにこの遺伝子発現の影響の有病率を明らかにした。CYP3A5*1変異体を有する患者はより高いTAC線量,平均では,望ましい薬物濃度を達成するために必要である。加えて,この研究は,毒性の高いリスクと同様に不適切な免疫抑制に関連した臨床転帰不良である可能性のあるアフリカ系アメリカ人腎移植レシピエントにおける線量TACより積極的に洞察と担体と移植臨床医を提供した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 免疫抑制 ,  *ゲノム ,  患者 ,  薬物治療モニタリング ,  母集団 ,  毒性 ,  遺伝子型 ,  *投与 ,  投与計画 ,  遺伝子発現 ,  民族 ,  *腎臓移植 ,  エーテル ,  ケトン ,  大環状化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  酸素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  アリル化合物 ,  脂環式アルコール
準シソーラス用語： 転帰 ,  有意差 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 腎移植 ,  アフリカ系アメリカ人 ,  CYP3A5遺伝子型 ,  投与計画 ,  タクロリムス ,  治療薬物モニタリング

分類 (5件)： 血液・体液作用薬の臨床への応用  (GW14020X) ,  医療制度  (GB04020H) ,  生物薬剤学(基礎)  (GY01021U) ,  生物薬剤学(臨床)  (GY01022L) ,  腫ようの薬物療法  (GE03032C)

物質索引 (1件)： タクロリムス

タイトルに関連する用語 (8件)： CYP3A5 ,  ゲノム ,  有病率 ,  ノースカロライナ ,  腎臓 ,  移植レシピエント ,  タクロリムス ,  投薬