文献
J-GLOBAL ID:201702285011719845   整理番号:17A0925646

加湿されたネフェロメータシステムからの測定値のみに基づきエアロゾル吸湿性パラメータを得るための新しい方法

A novel method for deriving the aerosol hygroscopicity parameter based only on measurements from a humidified nephelometer system
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号: 11  ページ: 6651-6662 (WEB ONLY)  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
エアロゾル吸湿性は,大気化学とエアロゾル気候への影響におけるエアロゾル粒子の役割を理解する上で重要である。光散乱増強因子f(RH,λ)は,エアロゾル吸湿性を説明するパラメータの1つで,f(RH,λ)=σsp(RH,λ)/σsp(dry,λ)で定義される。σsp(RH,λ)とσsp(dry,λ)は,特定の相対湿度(RH)ないし乾燥条件における波長λでのσspを表わす。伝統的には,総吸湿性パラメータκは,測定したf(RH,λ)(以降,κf(RH)で示す)から同時に測定した粒子個数粒度分布(PNSD)とブラックカーボンの質量濃度リトリーバルと組合せて検索できる。本研究では,新しい方法を,3波長の加湿したネフェロメータシステムでの測定値のみに基づいて,κf(RH)を直接得る方法を提案した。この新たに提案した方法の利点は,κf(RH)が,PNSDとブラックカーボンに関する追加情報なしで推定できることである。この方法は,2つの異なるフィールドキャンペーンでの測定で検証した。この新しい方法で推定したκf(RH)値は,古典的方法を用いてリトリーバルしたものと良く一致し,すべての点が1:1線の近くにあり,それらの相関係数の二乗は0.99であった。検証結果は,κf(RH)を得るこの新たに提案した方法が,華北平原の様々なサイトと季節に適用でき,世界中の他の地域でも適用可能なことを明らかにした。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
気象学一般  ,  対流圏・成層圏の地球化学  ,  粒状物調査測定 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る