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J-GLOBAL ID：201702285034987021   整理番号：17A0292377

擁壁衝突時に励起される積層ゴムの上下応答と諸要因の影響評価

ASSESSMENT OF VARIOUS FACTORS AFFECTING VERTICAL RESPONSE OF LAMINATED RUBBERS IN CASE OF COLLISION WITH RETAINING WALL

著者 (4件)： 山形有紀 (東京理大 大学院理工学研究科) ,  佐藤利昭 (九大 大学院人間環境学研究院) ,  永野正行 (東京理大 理工) ,  北村春幸 (東京理大 理工)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 733  ページ： 371-381  発行年： 2017年03月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 免震建物が過度な地震水平応答によって擁壁に衝突する際に積層ゴムに励起される上下応答を検討した。実大7階建て免震建物の解析モデルを構築し,上下構造の非線形性の設定,積層ゴムの復元力特性,基礎下地盤との相互作用を考慮する方法を示した。固有値から予想される擁壁衝突時の応答を基に時刻歴応答解析結果を分析し,上下応答の特徴的性状を考察した。積層ゴムの水平・鉛直方向の特性を独立としたBasic Modelと,水平・鉛直方向の連成を考慮した並列多軸ばねモデル(MS model)を比較した。積層ゴムの上下応答では,MS modelはBasic modelに比して鉛直変位が大きくなり,その影響は圧縮側より引張側に強く現れるとの結果を得た。

シソーラス用語： *積層ゴム ,  建築物 ,  免震構造 ,  地震応答 ,  水平変位 ,  *衝突 ,  擁壁 ,  復元力 ,  地盤構造物相互作用 ,  解析モデル ,  *免震装置 ,  応答解析
準シソーラス用語： 時刻歴応答解析 ,  免震建物 ,  *擁壁衝突

分類 (2件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P) ,  構造設計一般  (RA04010E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 擁壁衝突 ,  励起 ,  積層ゴム ,  応答 ,  要因 ,  影響評価