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J-GLOBAL ID:201702285069172167   整理番号:17A1447415

短報:全身性硬化症における肺動脈高血圧症を有する上昇アジプシン濃度との関係【Powered by NICT】

Brief Report: Association of Elevated Adipsin Levels With Pulmonary Arterial Hypertension in Systemic Sclerosis
著者 (8件):
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巻: 69  号: 10  ページ: 2062-2068  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0784B  ISSN: 2326-5191  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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【目的】脂肪組織は,線維症,炎症および血管ホメオスタシスを調節する強力な作用を有するアジポカイン,ペプチドを分泌する。調節不全脂肪組織生物学とアジポカインバランスは最近,全身性硬化症(SSc)に関与している。本研究は変化した循環アディポネクチンレベルはSSc(全身性硬化症)疾患サブセットまたは臨床症状と相関するかどうかを決定するために行われた。【方法】多重分析は,全身性硬化症および健常対照群33人と198人の患者における循環アディポカイン濃度を測定した。データは血清アジポカインレベルと人口統計学的および臨床的特徴の間の相関を評価した,肺動脈高血圧(PAH)を含む。SScにおける,補体経路活性化に関与するアディポカインであるアディプシンの関連性を評価するために,公的に利用可能な遺伝的およびトランスクリプトームデータを解析した。アディポネクチンとアディプシンの【結果】レベルが,対照と患者間で有意に異なっていた。アジプシンたlimited cutaneous SSc(オッズ比[OR]28.3[95%信頼区間(95% CI)7.0 113.8];P<0.0001)を有する患者で有意に上昇し,そのレベルは血清自己抗体状態,肺機能および心血管パラメータ,及びPAH(OR 3.3 [95% CI 1.3 8.7]; P=0.02)と関連していた。B型ナトリウム利尿ペプチドよりも上昇アジプシンはPAHとより強く関連していた。さらに,SSc患者では,アジプシン遺伝子の一塩基多型はPAHと関連していた。トランスクリプトームデータセット解析はSSc関連PAH患者における上昇したアジプシン発現を示した。【結論】,SSc関連PAHの新しい脂肪組織由来マーカーとしてアジプシンを同定した。循環アジプシンレベルはSScにおける予測バイオマーカーとして役立つかもしれない。機構的に,アジプシンは脂肪細胞機能障害の病原性リンクを表し,経路活性化を補完し,SSc関連PAHの病因に重要な役割を果たす可能性がある。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  皮膚の疾患 
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