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J-GLOBAL ID：201702285070618254   整理番号：17A0883838

癌細胞により放出された酸素のモニタリング反応性種のための新しいスーパーオキシドアニオンバイオセンサ【Powered by NICT】

A Novel Superoxide Anion Biosensor for Monitoring Reactive Species of Oxygen Released by Cancer Cells

著者 (4件)： Crulhas Bruno P. (Departament of Chemistry and Biochemistry, Institute of Bioscience, UNESP-Botucatu, SP, Brazil) ,  Recco Lucas C. (Departament of Chemistry and Biochemistry, Institute of Bioscience, UNESP-Botucatu, SP, Brazil) ,  Delella Flavia K. (Departament of Morphology, Institute of Bioscience, UNESP-Botucatu, SP, Brazil) ,  Pedrosa Valber A. (Departament of Chemistry and Biochemistry, Institute of Bioscience, UNESP-Botucatu, SP, Brazil)
資料名： Electroanalysis  (Electroanalysis)
巻： 29  号： 5  ページ： 1252-1257  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0736A  ISSN： 1040-0397  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,電気化学的バイオセンサに基づいて,癌細胞により放出されたスーパーオキシドアニオンを検出するための新しい高感度で選択的なヒドロゲル微細構造を提案した。フェロセンはポリ(エチレングリコール)ジアクリレートヒドロゲルマトリックス内のスーパーオキシドジスムターゼと結合した。プレポリマ溶液をガラススライドの上に作製した金微小電極におけるフォトリソグラフィーでパターン形成した。バイオセンサは電気化学インピーダンス分光法およびサイクリックボルタンメトリーによって特性化し,5~100μMの広い直線範囲でスーパーオキシドアニオンを検出し,0.001μMの低い検出限界と14.1nAμM/mm~2の感度を持つことができた。さらに,バイオセンサは前立腺細胞から放出される活性酸素種を直接検出することができた。さらに,以前の報告と比較した場合,再現性,安定性及びバイオセンサの選択性はより良好な結果を達成したので,この方法は反応性酸素種の生理学的及び病理学的検出に用い,将来の臨床診断のための強力なプラットホームを提供する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： スーパーオキシドジスムターゼ ,  電気化学 ,  活性酸素 ,  ヒドロゲル ,  *腫瘍細胞 ,  高分子溶液 ,  *バイオセンサ ,  *酸素 ,  検出限界 ,  金 ,  *スーパーオキシドアニオン ,  *反応性 ,  微小電極 ,  高感度 ,  サイクリックボルタンメトリー

分類 (2件)： 分析機器  (CC02020S) ,  有機化合物の電気分析  (CC05034O)

タイトルに関連する用語 (5件)： 癌細胞 ,  放出 ,  酸素 ,  モニタリング ,  反応性