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J-GLOBAL ID:201702285075999281   整理番号:17A0970918

ニジマス精漿由来トランスフェリンの精製,特性化及び発現【Powered by NICT】

Purification, characterization and expression of transferrin from rainbow trout seminal plasma
著者 (7件):
資料名:
巻: 208-209  ページ: 38-46  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0956B  ISSN: 1096-4959  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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トランスフェリン(TF)は多機能性蛋白質として認識され,抗酸化,抗微生物防御,成長,分化および細胞保護効果に関与している。疎水性相互作用クロマトグラフィー,ゲルろ過と分取電気泳動におけるTFに対する効率的な,元の三段階単離法を開発した。ニジマスTFはN-グリコシル化(O-グリコシル化ではない)と全てのセリン,トレオニン,およびチロシン残基で燐酸化されることが分かった。蛋白質は平均分子量76.9kDa,5.2~5.7の範囲の等電点を持ついくつかのproteoformsから構成されている。ニジマスTFは二の機能的な鉄結合部位を有し,グリコシル化及び鉄結合特性に関するコイTFとは全く異なると思われる。TFの最も高い遺伝子発現は肝臓と精巣で検出されたが,最低は,頭腎,ひ臓,輸出管で検出された。初めてTFはいくつかのサケ科種の精液で同定された。TFは精巣内に局在する,主に精子,Sertoli細胞,Leydig細胞だけでなく,輸出管内の柱状分泌細胞と基礎細胞の両方であった。硬骨魚内TF構造の有意な変化を示す既存の知識情報に寄与している。本研究で得られた結果は,ニジマス精漿からのTFとサケ科魚類の生殖器官におけるこの蛋白質の生理的役割に関する貴重なデータを提供した。結果は抗酸化的防御におけるTFの役割と生殖細胞の病原体感染に対する抵抗性の理解に重要である。重金属による環境汚染,特に精管における精子の長期貯蔵中と同様に,精子形成の調節と生殖細胞を開発するためのFeを提供に対するTFの保護的役割も仮定した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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生殖器官  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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