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J-GLOBAL ID：201702285118695204   整理番号：17A0025228

直接排出及び環境発生源由来の粒子状物質の特性と細胞への影響

Properties and cellular effects of particulate matter from direct emissions and ambient sources

著者 (13件)： JIN Wenjie (Peking Univ., Beijing, CHN) ,  SU Shu (Peking Univ., Beijing, CHN) ,  WANG Bin (Peking Univ., Beijing, CHN) ,  ZHU Xi (Peking Univ., Beijing, CHN) ,  CHEN Yilin (Peking Univ., Beijing, CHN) ,  SHEN Guofeng (Peking Univ., Beijing, CHN) ,  LIU Junfeng (Peking Univ., Beijing, CHN) ,  CHENG Hefa (Peking Univ., Beijing, CHN) ,  WANG Xilong (Peking Univ., Beijing, CHN) ,  WU Shuiping (Xiamen Univ., Fujian, CHN) ,  ZENG Eddy (Jinan Univ., Guangzhou, CHN) ,  XING Baoshan (Univ. Massachusetts, Massachusetts, USA) ,  TAO Shu (Peking Univ., Beijing, CHN)
資料名： Journal of Environmental Science and Health. Part A. Toxic/Hazardous Substances & Environmental Engineering  (Journal of Environmental Science and Health. Part A. Toxic/Hazardous Substances & Environmental Engineering)
巻： 51  号： 11-12  ページ： 1075-1083  発行年： 2016年10月 
JST資料番号： A0036A  ISSN： 1093-4529  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 粒子状物質(PM)による汚染は,中国その他の発展途上国における重大関心事で,その毒性が発生源及び特性に依存することは一般的認識とは言え,PMの特性と毒性の関係は未だ良くは分かっていない。本研究では,木材,わら及び石炭の燃焼,ディーゼル燃焼,喫煙からの直接排出試料並びに環境大気試料中のPM試料を収集し,物理化学的特性を解析した。細胞内ROSの発現及び炎症性サイトカイン(即ち,TNF-α)のレベルを,RAW264.7細胞モデルを用いて測定した。結果から,諸起源の試料の特性が,著しい差異を示すことが分かった。細胞を,木材,わら及び煙草を含むバイオマス起源のPMsに曝露した場合は,ROSの著増を認めたのに対して,特に,環境大気由来のPMsに曝露した場合は,全試料でTNF-αの増大を認めた。ROS生成に関係する最重要要因は水溶性有機物の存在で,本物質はバイオマス燃焼から直接的にもたらされるものである。TNF-α発現レベル増大に関係する最重要特性は,金属,菌体内毒素及びPM粒径であった。PMの起源及び物理化学的特性と細胞毒性の関係を,クラスタ分析を用いて解析した。

シソーラス用語： *大気汚染 ,  エアロゾル ,  大気汚染物質 ,  粒子 ,  汚染源 ,  生体モデル ,  毒性試験 ,  炎症性サイトカイン ,  TNFα ,  in vitro実験 ,  化学的性質 ,  燃焼 ,  濃度 ,  作用機序 ,  *細胞毒性
準シソーラス用語： *粒子状物質 ,  細胞モデル ,  暴露試験【毒性試験】 ,  物理化学的性質 ,  バイオマス燃焼 ,  環境濃度

分類 (4件)： 粒状物調査測定  (SB03060E) ,  化学物質の毒性一般  (GZ02010C) ,  人間に対する影響  (EE05050C) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 環境 ,  発生源 ,  粒子状物質 ,  細胞