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J-GLOBAL ID:201702285132356839   整理番号:17A1126279

Beauveria bassianaに対するセクロピンAとBombyx mori gloverin2遺伝子とその相乗的抗真菌効果の発現プロファイリング【Powered by NICT】

Expression profiling of Bombyx mori gloverin2 gene and its synergistic antifungal effect with cecropin A against Beauveria bassiana
著者 (13件):
資料名:
巻: 600  ページ: 55-63  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Gloverin2はその発現が細菌に曝露したカイコガ(Bombyx mori)幼虫の脂肪体における誘導されるカチオンとグリシンに富む抗菌ペプチドである。本研究の目的は,昆虫病原性真菌Beauveria bassiana感染中のBombyx mori gloverin2(Bmgloverin2)の役割を同定することである。蛍光定量的リアルタイムPCR分析は,Bmgloverin2遺伝子の相対的発現レベルはB.bassianaに感染したカイコ幼虫でアップレギュレートされることを示した。Bmgloverin2のcDNAをRT-PCRによりカイコガからクローン化し,Bmgloverin2ペプチド(シグナルペプチド配列を持たない)のDNAセグメントはpCzn1発現プラスミドに挿入し,E.coli ArcticExpress(DE3)で発現させた。SDS-PAGEの結果は,可溶性組み換えBmgloverin2を成功裏に発現させ,精製したことを明らかにした。Bmgloverin2に対するポリクローナル抗体は発現した組換蛋白質を作製することに成功した。ウエスタンブロット分析は,Bmgloverin2はB.bassianaに感染したカイコ幼虫の脂肪体で検出され,Bmgloverin2の発現はB.bassiana感染により誘導されることを示唆していることを示した。抗真菌アッセイはBmgloverin2をカイコ幼虫でin vitroとin vivoの両方で昆虫病原性菌B.bassianaへのB.moriセクロピンA(BmCecA)との相乗的抗真菌活性を持つことを示した。Bmgloverin2はB.bassianaに対する抗真菌活性のBmCecAとの相乗効果を示した最初の報告である。Bmgloverin2はカイコの他の抗菌ペプチドとの相乗的抗真菌活性において重要な役割を果たす抗真菌蛋白質であることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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遺伝子の構造と化学  ,  動物の生化学 

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