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J-GLOBAL ID：201702285155263048   整理番号：17A1923487

工学的蛋白質ナノポアは,カドミウムイオンとグルタチオンの単分子反応をリアルタイムにモニターすることができる。【JST・京大機械翻訳】

Engineered Protein Nanopore for Real-time Monitoring Single-molecule Reaction between Cadmium Ion and Glutathione

著者 (3件)： Zhuo Sha (西北大学化学与材料科学学院,西安,710127) ,  Wang Ying (西北大学化学与材料科学学院,西安,710127) ,  Kang Xiaofeng (西北大学化学与材料科学学院,西安,710127)
資料名： Fenxi Huaxue  (Fenxi Huaxue)
巻： 45  号： 8  ページ： 1172-1179  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2394A  ISSN： 0253-3820  CODEN： FHHHDT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 本研究では、合成した全-6-四級アンモニウム-β-シクロデキストリン(Perl-6-quaternary ammonium-β-cyclodextrin、p-QABCD)を用いて遺伝子工学的α-ヘモリシン(α-Hemolysin)を装備した。新しい単一分子ナノ多孔性反応器を構築し、単分子レベルでグルタチオン(GSH)とカドミウムイオン(Cd2+)との錯化反応のリアルタイムin situモニタリングを実現し、錯化反応の異なる経路、反応中間体と最終産物を識別した。結果は,溶液のpH値がGSHとCd2+錯体の錯体形成に著しく影響し,pH=7.4のとき,GSHとCd2+の錯体形成の最終生成物はCd(GSH)2であることを示した。pH=9.0では,最終生成物はCd(GSH)2とCd2(GSH)2であった。その中で、Cd2(GSH)2の形成は二つの経路に従う。(1)一つのCd2+は最初に二つのGSH分子のメルカプト基を結合してCd(GSH)2を形成し、そして、二番目のCd2+は脱プロトン化したアミノ基を結合してCd2(GSH)2を形成する;(2)二つのCd`2+ ́はそれぞれGSH分子のメルカプト基と脱プロトン化したアミノ基を結合してCd2(GSH)1を形成し,そして,二番目のGSH分子のメルカプト基と脱プロトン化したアミノ基がCd2(GSH)1のCd2+を結合してCd2(GSH)2を形成する。本研究は単分子レベルの無標識と無化学修飾による金属イオンと生体小分子の反応を研究し、細胞内の重金属の解毒メカニズムを理解し、ナノポーラス単分子技術の研究領域を広げることに対して重要な意義を持っている。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： アミノ基 ,  錯体 ,  メルカプト基 ,  解毒 ,  反応中間体 ,  錯体生成 ,  *タンパク質 ,  脱プロトン ,  *単分子反応 ,  金属イオン ,  小分子 ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  トリペプチド ,  含硫アミノ酸
準シソーラス用語： 単一分子 ,  *カドミウムイオン ,  *ナノ細孔 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Nanopore ,  Single-molecule detection ,  Per-6-quaternary ammonium-β-cyclodextrin ,  Glutathione ,  Cadmium ion

分類 (1件)： 生物学的機能  (EB03040U)

物質索引 (1件)： グルタチオン

タイトルに関連する用語 (8件)： 工学 ,  蛋白質 ,  ナノポア ,  カドミウムイオン ,  グルタチオン ,  単分子反応 ,  リアルタイム ,  モニター