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J-GLOBAL ID：201702285174546564   整理番号：17A1468252

「海水の科学及び海水関連産業の発展に貢献する分析科学」電位差滴定法で塩化物イオンを連続自動測定するためのデキストリン添加と電極への沈殿物付着抑制について

Inhibition of Precipitation Adhesion to Electrodes by the Addition of Dextrin in the Automatic Measurement of Chloride Ions by Potentiometric Titration

著者 (2件)： 古賀明洋 (塩事業セ 海水総研) ,  野田寧 (塩事業セ 海水総研)
資料名： 日本海水学会誌  (Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan)
巻： 71  号： 5  ページ： 291-293  発行年： 2017年10月01日 
JST資料番号： F0235A  ISSN： 0369-4550  CODEN： NKAGBU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 塩を溶解した検液中の塩化物イオン濃度を電位差滴定法により,精度良く連続自動測定することを目的とし,電極への沈殿物付着を,デキストリンを添加することにより抑制する方法を検討した。デキストリンの濃度が塩化物イオン分析値に与える影響を検討し,適切な濃度を決定した。その結果,検液に対し,デキストリン水溶液を一定量添加することで,精度良く,塩化物イオン濃度を連続自動測定することが可能となった。(著者抄録)

シソーラス用語： *電位差滴定 ,  アニオン ,  自動計測 ,  連続計測 ,  硝酸銀 ,  塩化銀 ,  イオン濃度 ,  電極 ,  防止 ,  デキストリン ,  *濃度 ,  濃度測定 ,  塩
準シソーラス用語： 塩化物イオン ,  付着防止 ,  *塩化物イオン濃度

分類 (2件)： 無機物質の電気分析一般  (CC05021E) ,  塩素とその化合物  (YB02040H)

引用文献 (4件)：

• 1)The salt industry center of Japan, Method for salt analysis 4th edition(Japanese), 75-77(2013)
• 2)F. Shiba, On the role of gelatin in the formation process of silver halide emulsion grains(Japanese), J. Soc. Photogr. Sci. Technol. Jpn., 67, 392-396(2004)
• 3)Y. Toda, The role of photo-gelatin in silver halide photosensitive products(Japanese), J. Soc. Photogr. Sci. Technol. Jpn., 52, 323-328(1989)
• 4)Japanese Standards Association, Methods of test for chloride ion content in hardened concrete(Japanese), JIS A 1154: 1-21(2011)

タイトルに関連する用語 (10件)： 海水 ,  科学 ,  産業 ,  発展 ,  分析 ,  電位差滴定法 ,  塩化物イオン ,  自動測定 ,  デキストリン ,  沈殿物