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J-GLOBAL ID:201702285175845391   整理番号:17A1494099

Ginkgonis精液の品質管理のための高速液体クロマトグラフィー法の開発【Powered by NICT】

High-performance liquid chromatography method development for the quality control of Ginkgonis Semen
著者 (7件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 792-800  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3189A  ISSN: 1878-5352  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Ginkgonis精液(GS)はGinkgo biloba Linneの種子および中国,日本および韓国の生薬及び機能性食品のための貴重な材料である。GSの主な脂溶性化合はGA,GB,GC葉に類似していた。葉抽出物は製薬産業における貴重な材料であるため,G.bilobaの葉または葉抽出物中のギンクゴリドの解析のための多くの研究がある。しかし,異なる化学組成により誘導されたマトリックス効果のためにギンクゴリドの定量に基づくGSの品質管理のための効率的な分析法ではない。はこれまで韓国,日本と中国の薬局方におけるGSの含有量基準ではない。本研究では,分析感度と再現性を高めるための試料調製の最適化によるGSの品質管理のためのGA,GB,GCの定量に基づくギンクゴリドを用いたHPLC法を開発することを目的とした。まず,石油エーテルと液液抽出を用いて脱脂プロセスは,試料調製に適用マトリックス効果を除去した。HPLC-ELSD法は,勾配条件下で0.5%酢酸水溶液とメタノール-アセトニトリル溶液(1:1比)の移動相を用いて開発した。GSにおけるGA,GB,GC含量は,韓国及び中国の間で異なった。韓国試料の平均量は4.85±2.33μg/g GA,48.38±5.10μg/g GB,および37.83±7.64μg/g GCであった。中国試料のこれらの含量は,韓国の試料9.39±2.51μg/g GA,123.59±26.24μg/g GBと53.39±4.97μg/g GCより高かった。韓国と中国のGSの識別は,マーカー化合物含有量によって達成できることを示した。さらに,韓国と中国のGSの地理的識別マーカー化合物の定量的データを用いたPCAにより確認した。統計的解析により,回帰法によるGSの計算された含有量基準は,GAの2.35μg/g,GBの29.20μg/g,GCの27.75μg/g乾燥重量に基づいていた。このように,本HPLC法は,GSの品質及び起源を定量化するための普遍的品質管理方法論の開発に向けての可能性を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生薬一般  ,  有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析 
タイトルに関連する用語 (4件):
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